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2017-08-14

2017年8月13日 お盆の一日


 

ここ数年、13日は仕事が多かったが、久しぶりに休みをいただき故郷の鰺ヶ沢へ。

あんなとこやこんなとこに住む、親戚を回った話…をしても、他人にとっては退屈な話である。

だから、この日に限っては完全なる私個人のの備忘録ということで…

朝一で、妻の実家へお線香をあげに。

そして、先日の「NHK全国学校音楽コンクール」で、娘の学校が「金賞」を獲得したときのDVDをみんなで見ました。

みなさん、感動してくれたようで、素敵なお盆のプレゼントになったようです。

妻は今日は仕事だったので、娘と二人で鰺ヶ沢へ。

車のカーナビのDVDの調子が悪いため、ラジオを流す。

娘は案の定、退屈モード。途中のコンビニで「コナン」のコミックを買って読んでいくことに。

でも車で本を読むのは酔います。

これまた案の定、鰺ヶ沢の手前で具合が悪くなったらしく、半分睡眠モード。

今年は、いつもと違って涼しいお盆。

車の窓から入り込む風も心地よく、リゾートへのドライブ気分で鰺ヶ沢に着きました。

まずは、お寺やお墓にお供えするものを買います。

かつてよりは、かなり人口の減った鰺ヶ沢ですが、さすがにお盆。

どこも混んでいます。

買い物をしてると、幼馴じみの真ちゃんに会いました。

何十年ぶりかな?

ここ最近はFBでやりとりもしていたので、お互いの近況はなんとなくわかってはいたけど、やっぱり会えると嬉しいものです。

娘さんが3人もいてビックリ。

「またへばね!」と津軽の挨拶。いい言葉です。

お寺は高沢寺。

鯵ヶ沢一帯ではかなり大きなお寺です。

 

チャリで行った時の高沢寺

お寺の中も年季が入っていて、歴史を感じます。

位牌堂にお供え物をします。両隣もご近所さんで私が小さい頃からの知り合いなので、少しだけお供えを。

次はお墓へ。

お墓は寺とは別のところにあります。

お昼前という時間だったせいか、そんなに混んでいません。

娘に水をかけてもらいます。

いつもですと、お墓の前で火も焚くのですが、今日は時間がないのでお線香だけ。

お花も添えたけど、ちょっと少なかったな。

娘と手をあわせる。

毎年、少しずつ大きくなる娘の姿を見て、どう思ってるのだろう。

親が生きているうちに、孫の顔を見せることができなかったのは、申し訳ないなと今でも思っている。

お墓ま参りをすませ、山に向かう。

親父の生まれた小の畑へ。

小さい頃は、バスで行ったものだ。

鰺ヶ沢の駅前に弘南バスの発着所があった。

切符を買う窓口もかすかに記憶がある。

ガタゴトガタゴト…

小さい頃だったので、どのくらいの時間をかけて行ってたのかはよく覚えていない。

でも随分と山の中にあるなあ〜と思っていたものだ。

とくに帰り。中村を過ぎて、鰺ヶ沢の街並みが見えてくると、妙にホッとしたものだった。

今、車を飛ばしていくと、ものの10分で着く。

こんな近かったっけ?

道も良くなったしなあ。

「本家」に着くと、いとこと、いとこの娘さん夫婦が待っていてくれました。

まずはお仏壇へ。

私の祖父母の写真があります。

祖父は私が小さい頃に亡くなったので、記憶はうっすら。

祖母が亡くなったのは、小学校高学年の頃だったろうか。

自分にとっては、怖いおばあさんでした。

 

小さいときは恐ろしかった蔵

手を合わせたあとは、みんなでお昼ご飯。

テーブルに豪勢な料理がところせましと並んでいます。

お寿司や、海老フライはもちろん美味しいのですが、私にとってはいとこの手作りの「茄子のしそ巻き」なんかが最高に美味しかった。

昨年産まれた、娘さん夫婦の長女がいるので、場も和みます。

ウチの娘も楽しそう。

最後にみんなで記念写真。ご先祖様に囲まれながら。

 

小の畑をあとにし、再び鰺ヶ沢の街へ。

グランメールさんの実家へ。

ここは親戚も多く、さらにその親戚の子どもや孫がたくさんいるので賑やかです。

この日も、娘をあわせて子供達が8人集合していました。

久しぶりに、私のいとこともお会いできました。

みんな歳とったなあ。

私の父は、兄弟が多かったので、私のいとこもたくさんいます。

もう70歳位になるいとこもいるくらい。

みなさんに挨拶をして、鰺ヶ沢をあとにしました。

最後は母の実家、木造の菰槌へ。

やはり小さい頃は、夏休みなんかによく行ったものですが、20代、30代の頃は足が遠のいていました。

なんか若い頃って、親戚付き合いが面倒だなって時期があります。

結婚してるとかしてないとか。

出世してるとか、いまだに遊んでいるとか。

親戚はからかい半分に言うのでしょうが、言われる方はおもしろくありません。

確かに、私もみんなから言われるような「だらしない20代、30代」を送ってたのは間違いないし。

ここ数年は、ロードバイクなんかも始めたので、十三湖方面に行くときなど、菰槌に立ち寄ったりします。

おばさんも、だいぶ腰が曲がってきましたが、私や娘がくると嬉しそうにしてくれます。

昔からスイカやメロンを作ってきた農家。

以前のようには数多く作れなくなったようですが、今年もお土産にスイカとメロンをいただいてきました。

 

菰槌から望む岩木山

これで13日のお参りは終わり。

ちょっと疲れたけど、いろんな親戚と久しぶりに会うのもいいものです。

ところが帰り路、娘がいただいた「お盆玉」でおもちゃを買いたい!とエルムへ行くことに…

郷愁気分もそこそこに、ショッピングモールで日々の現実に引き戻される、13日の夕方でした。

 


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