2025 初ロード 岩木山神社〜弘前公園
まだ「2025 東北旅紀行」を書いている途中だが、個人的記録でもある日記なので、日々のことも少し。
4月20日。日曜日なので娘が家でダラダラと過ごしている。それは自分も同じ。
それでも娘は月曜になると、面倒くさそうにはしているが一応学校へ行く。しかし自分はダラダラ。
これではいかん…と日々焦りはあるが、身体が動かない。
なんとなく、急にヤバい気がしてきて、サイクルジャージを身につけた。
身につけてみて、心なしかサイクルジャージが窮屈に感じる。まじヤバい。
チャリを始めた頃からずっと着ているジャージだ。岩木山ヒルクライムに参加していた頃は、今より10kg以上も痩せていた。キツくて当然だ。でもまじヤバい。
初乗りはいつも岩木山神社。キツすぎるヒルクライムではないので、アディダスのベルクロスニーカー。ヴィンディングシューズは少し怖い。
桜祭りで混雑が予想される道は、度々チャリから下りなくてはならない。だからスニーカーの方が安全だ。
それでもやはり、混んでる道はロードバイクにとって走りたくない道のひとつ。弘前公園の周りを避け、目屋方面に向かって走らせた。
目屋の手前。山の間から少しだけ顔を出す岩木山。チャリを始めた頃から好きな風景。
この辺りに趣のある桜の木があるのだが、やはり街中とは違ってまだ咲いていない。
道路脇を流れる岩木川は、一昨日の大雨のせいか茶色い濁流が波打っていた。
道を右折し三本柳方面へ向かう。ここからはちょっとしたプチクライム。
そんなに激坂ではないが、4ヶ月ほど走っていなかった身体には堪える。
いつもであれば、3月半ばには走っていた。ヒルクライムに出ていた頃は、真冬でもMTBで走っていた。
月に一度はお世話になっている三本柳温泉。
熱いのが苦手な自分にとって、ここは最高。たまに心と身体を整えにくる温泉。
ゆっくり浸かりたかったけど、さすがにこの日は写真だけ。
三本柳を越えると岩木山神社まではあと少し。道の周りにはまだ雪が残っている。この冬の雪は凄かった。
ドーン!と、道の正面に岩木山が現れた。ここからの岩木山は迫力がある。
岩木山神社に着くと、車がたくさん停まっていた。桜祭り期間だからだろうか。
鳥居の中央にチャリを置いてパチリ。
写真を撮ったは良いが、手を併せるのを忘れた。せっかくの初乗り安全祈願だったのに。
神社向かいの店の自販機でスポーツドリンクを買う。一気に飲み干す。
少し休んでたら、黄色いポルシェが駐車場に入ってきた。桜祭りだから県外から来たのかなと思ったら、弘前ナンバーだった。しかも若者が運転している。
仕事を辞めてからは、高級な車とか腕時計とかホント興味がなくなった。どうせ買えないけど。
百沢バイパスを下る。下りはさすがに寒い。
久しぶりのプチクライムで足がパンパンしているので、復路はゆっくりのんびりと。
市役所の方は車で混んでそうなので、岩木川を渡った後は左折して川沿いを走る。
川沿いから、北門の方に向かうとやはり道は混んでいる。いきなり人が増えた。
髪が緑色のアニメみたいな女の子がいる。外国人もいる。関西弁のおばちゃんがいる。
急に現実に引き戻された気がしたが、何故か非現実にも見えた。
人気の写真スポットからは岩木山が見えないせいか、カメラを構えているのはオジさんひとり。
私もチャリを立てかけて、写真を撮るオジさんふたり。
(今年も、桜の写真撮らねばならぬのか…)という圧はあるが、
(まずは走らねば…)という圧は、ひとまずクリアした。
それにしても、ジャージがキツい。