今、病院の待合室でこれを書いている。大きな病院なので凄い混み様である。ずっとサボっていたブログを書くにはちょうど良い。
4月の写真展の後、恩師の村上善男先生の作品展のお手伝いがあり、2週続けて百石町展示館での在廊となった。その作品展が終わるとすぐ、私は宇都宮へ向かった。
宇都宮市に「ルックスエテルナ」という声楽アンサンブルがある。主にルネサンス期の曲を歌う素晴らしいアンサンブルである。数ヶ月前、「ルックスエテルナ」さんから私の所属する「合唱団Apio」に「一緒にジョイントコンサートいかがでしょう?」というお声がけがあった。代表の大輔君は、即快諾。
日本全国に合唱団は大小数あれど、ルネサンスのポリフォニーを主に歌っているグループは少ない。実際、コンクールやアンサンブルコンテストに参加してもそれらを選曲する団はとても少ない。
数年前に京都で行われたコンクール全国大会で、私は「ルックスエテルナ」の演奏を聴いた。ステージ中央に皆がひと塊になり、天を仰ぐようにポリフォニーを歌っていた。
5月8日。仙台で新幹線やまびこに乗り換える。昼飯に駅弁を食うことにした。ネットで検索。てっきり「牛タン弁当」がダントツ人気だと思っていたが、「炙りえんがわずし」が一番人気だった。ホームで探し無事にゲット。

これは美味い駅弁だった。
宇都宮には14時過ぎに着いた。初めての街だ。
関東の県庁所在地だけあって街が大きい。駅の西も東も発展している。ホテルは駅の東側すぐのところにあった。チェックインまで少し時間があったので、近所を散歩する。
ホテルなど、大きな建築がたくさん建っているが、妙に人通りが少ない。「鬼怒通り」という大きな道の真ん中を路面電車「LRT=ライトライン」が走る。

黄色のモダンなデザインはヨーロッパの電車を思わせる。
とくに目新しい発見もなく、ホテルに戻りチェックイン。どうやら昔からの繁華街は、駅の西側なのだろう。私はホテルのベッドでしばらく仮眠をした。
夕方、大輔君から「餃子祭り開催」の連絡があった。やはり街の賑わいは西側に集中していて、「餃子通り」というストリートがあるらしい。私は同じホテルに泊まる予定のSさんと一緒に祭り会場まで歩いた。

宇都宮にはJRとは別に東武線がアクセスしており、その東武宇都宮駅周辺が繁華街となっていた。
「餃子通り」の角にある「豚嘻嘻 」という店に入ると、Apioメンバー5人がすでに一杯やっていた。私とSさんもすかさずビールと餃子を頼む。店おすすめの3種の餃子セット。

見た目わからぬが3種の餃子セット
宇都宮といえば餃子というのは誰もが知るところだか、実際に食べるのは初めてだった。餃子はオリジナル、しそ、生姜の3種。どの餃子も激ウマなのだが、思いのほかニンニク臭くない。いくらでもパクパク食える。途中からテノールのH君も合流し、さらに一皿追加!
長居することなく店を出て、この「餃子通り」の数軒隣にある「宇都宮みんみん」へ向かう。餃子屋のハシゴ。

宇都宮の餃子といえば「みんみん」と言われているらしく、店の前には10人以上が列をなしていた。この通りにどのくらいの餃子屋があるのかはわからないが、とにかく街のあちこちに餃子の看板がある。
15分ほどで店に入れた。混んではいるが回転が速い。餃子を食べながら飲むというよりも、餃子をガーっと食べておしまい!青森のラーメンみたいなかんじ。
焼き、揚げ、水餃子と、ここでも3種を注文。先ほどの店よりも大ぶりだが、味はむしろあっさりに感じる。(写真は省略)
店の外に人の列ができていたので、私たちもやはりガーっと食べてすぐに店を出た。
十分餃子を満喫し、お腹もそれなりに膨れていたが、誰かが〆にラーメンを食べようと言い出した。宇都宮のグルメを調べ尽くしているH君のあとに続く。飲食店、洋服屋、いろんな店が立ち並ぶアーケード街を歩く。
ラーメン屋に行く前に、とある場所に立ち寄ってみることにした。
明日演奏をする予定の松が峰教会。繁華街の中にひっそりと歴史を感じさせる教会が建っている。

夜の「松が峰教会」
(明日、ここで歌うのだ)という思いを高め、ラーメン屋へ向かう。
しばらく歩くと、賑やかな灯りに照らされたラーメン屋が現れた。

井岡屋
まだ新しいのだろうか、とてもキレイな店だ。最も人気だという「生姜ラーメン」をいただいた。
ラーメンにのっている生姜の量に驚いたが、あっさりした佐野ラーメンをベースに生姜のパンチが効く。これも美味い!

ラーメンも餃子も日本国民に親しまれているグルメではあるが、やはり日本は広いなと感じる。
完璧なる満腹を味わい、ホテルへの帰途についた。それにしても食い過ぎた。
明日、無事に歌えるだろうか。
(2日目に続く)