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2024-04-04

東北一周旅紀行 その6 〜秋保温泉「市太郎の湯」で露天に浸かル〜


 

軽自動車で一般道を300km以上走り、東和温泉に浸かり、仙台の分厚すぎる牛タンを食べたその日の夜は、しっかりと熟睡した。

旅の二日目は、仙台近郊で二つほどミッションを遂行し、午後にはアンサンブルコンテストが開催される福島市へ向かうスケジュール。

ホテルを9時に経ち、西に向かって車を走らせた。青葉山トンネルという全長2233mもの長いトンネルを走る。

あまりにもトンネルを走る時間が長すぎて不安になったが、時折現れる標識を信じて車はさらに西へ走る。

インターチェンジで南へ向かう国道に入り、しばらく走ると「秋保温泉」を示す標識が見えてきた。

 

仙台は大都会であるが、東には松島、西には作並、秋保、そして少し南へ走れば蔵王、と温泉に恵まれている。

ただ、観光地にある温泉は街中のスーパー温泉銭湯とは異なり、15時ほどで営業が終わるところが多い。日帰り入浴は早めに切り上げ、夜の入浴は宿泊客専用にしているのだろう。

仙台や福島といった宿泊した地で、夜の温泉を楽しむことは難しい。というわけで二日目は朝風呂を満喫してから福島へ向かうという予定を立てていた。

作並温泉も候補にしていたが、秋保の方が福島へ向かうには方角的に適していた。

 

津軽であれば、市街地を離れて周りの景色が山々になってくると、かなり山村めいた雰囲気になってくるが、仙台はまるで違った。

山々の上にはいくつもの住宅がキレイに立ち並ぶ。むしろ山の手の高級住宅地にさえ見える。

そんな山々と住宅地を遠目に見ながら、車は次第に川沿いを走り始めた。

 

10kmほど走ると、さすがに住宅街は目にすることはなくなったが、かわりにいくつもの大きな旅館が姿を現し始めた。大きなと書いたが、とんでもなく大きくて立派な建物ばかり。

伝統的な意匠を残しながらもモダンなデザインの超高級旅館が川沿いに立ち並んでいる。さすが仙台の奥座敷と言われる温泉地である。

 

磊々峡(らいらいきょう)は、巨岩奇石が覆いかぶさるように迫る美しい峡谷。

 

有名な「佐勘」や「瑞鳳」といった高級旅館でも日帰り入浴はできるらしいのだが、駐車場に車を停めて、そこから風呂道具とタオルを片手に「ごめんくださ〜い」は、ちょっと躊躇いがあった。

もう少し気軽に入れる温泉はないだろうか。車を停めてスマホで探す。

川沿いを上流の方に走っていくと「天守閣自然公園」という公園があり、その一角に温泉があるらしい。公園の中にあるというのは少しハードルが低そうだ。川沿いに車を走らせた。

 

天守閣自然公園

 

「市太郎の湯」入口

 

ちょうどオープンの時間に着いたので、駐車場には数台の車しかなかった。

建物は黒い木板の壁に囲まれていて、武家屋敷のような趣。入口はこじんまりとしている。中に入ると受付があり、その奥には売店と蕎麦を出す食堂があった。

受付で料金800円を払う。前日の東和温泉同様、やや高めではあるが、高級温泉街と考えれば安い方かもしれない。

温泉への案内に従って再び外に出る。雰囲気の良い庭の中を歩くと、その先に温泉の入り口があった。

 

温泉へと向かう回廊

 

温泉の中は木とガラスで覆われた、北欧のような雰囲気(行ったことないけど)。

湯船は3つあり、ひとつは内湯。そこから外に出ると木枠とガラスに囲まれた半露天風呂。さらに外に出ると目の前に緑の山がそびえる露天風呂。

 

内湯。ヒノキの香りが漂う。

 

箱庭を楽しめる半露天風呂。

 

美しい四季の風景を満喫できる露天風呂(画像は公式HPより)

 

湯は弱アルカリ性で色は緑から茶色がかっていて、少しギシギシとした湯感。

あまり熱すぎず、ゆっくりと浸かることのできる温泉だ。とくにこの時期の露天は、空気がまだ冷たくとても気持ちが良い。

高級な趣でもなければ、鄙びた感じでもなく、スーパー銭湯のような煩わしさもなし。身体にも心にもちょうど良い温泉だった。 

 

公式HP → 秋保温泉「市太郎の湯」

宮城県仙台市太白区秋保町湯元字源兵衛原10

 

さて気分もリフレッシュしたし、明日の本番に向けいざ福島へ。

の前に、ちょいとマニアックなラーメン食べに行ってきます!

 

 


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