弘前のラーメン / 「なかた屋」
月一のラーメンの日。
しかし、ひと頃と違い、いろんなラーメン屋さんをリサーチすることもなくなり、最近はお気に入り数軒をローテーションするようになってしまったので、月一で書くのはちょっと厳しくなってきた感もあります。
しかししかし、先日Yahoo!で「弘前 ラーメン ブログ」と検索してみたら、驚いたことに、私のブログの「弘前のラーメン①」がなんとトップのページに現れました(お試しください)。
他サイトを拝見すると、食をレポートする県内では有名らしきブログばかりでしたので、少し畏れ多い気持ち。中には、毎日のようにどこかのラーメンや美味しいランチを紹介しているブログもあります。
それに比べ、私のラーメン記事は月一。しかもメニューの内容や値段についても詳しく書くこともなく、とても紹介記事と呼べるものではありません。もともと自分のなんとなくの感想を書いてただけであったし、食材や調味料のウンチクも書く気もなかったし、おそらく今後もそうだと思います。
でも検索トップページに出現するとなれば、やめるわけにはいきません(笑)。地道に続けていこうと思いますので、本年もお付き合いをよろしくお願いいたします。
2018年のトップバッターは「なかた屋」
ラーメン好きの方にしてみれば、いまさら「なかた屋」の紹介かよ…と思われるかもしれませんが、自分もそう思います。
「たかはし中華そば店」のように老舗であれば、あらたまっての紹介のし甲斐もありますし、できたばかりの新しいお店であれば、新しい情報として興味を持たれる方も多いかと。
「なかた屋」はオープンしてからも、だいぶ年月が経っていますし、城東に2店舗目がオープンしたのもけっこう前で、弘前市民の多くの方が、知っているラーメン屋さんになりました。
なので紹介というよりも、オープンした頃と最近の感想を少しばかり。
最初の店舗は、警察署の近くにオープンしました。パチンコ屋の駐車場と隣接しているので、車の駐車を心配することもなくナイスなロケーションです。
お店は広くありません。カウンター数席とテーブルが3卓。
メニューは「特製つけ麺」が人気のようですが、「煮干し中華」「あじ節塩中華」「背脂濃厚魚介中華」とあり、どれも満遍なく人気のようです。
弘前では「たかはし」に代表される「コク煮干し系」がここ数年は人気でした。
しかし「なかた屋」は少し違っていて、確かに「煮干し」ベースではあり、目の前に「魚粉」も置いてあるのですが、でもどちらかといえば、ドロっとしたかんじでは全くなく、むしろスッキリしています。それでいて、魚の出汁をしっかりと感じられる味になっています。
麺のコシも独特。そして厚みはないけれど、ダイナミックな大きさのチャーシューとメンマも魅力です。
このオリジナルな味とトッピングはこれまでの弘前のラーメンにはなかったものでした。ここ数年の弘前のラーメンブームを牽引するきっかけになったお店のひとつだと思います。
そして決して創作ラーメンでなないのですが、ビジュアル的にも綺麗な「あじ節塩中華」
なんといっても梅干しが効いています。いわゆる「マルちゃん」や「サッポロ一番」にあるような、いりごまの塩ラーメンとは全く違い、「塩」そのもののミネラル感を感じさせてくれる一品です。
お店で、他のお客さんの注文を聞いていると、「つけ麺」や「濃厚背脂」を注文する方もかなり多いです。が、私は歳とともにここ最近はコテコテは少し遠慮気味。
でも若い方や、量を食べる方にはオススメです。とくに「大」「大大」の量はめちゃ多い。私は娘と行った時に「大」シェアして食べてちょうどいいくらいでした。
とにかくコストパフォーマンスは最高です、ここ。味の安定感もありますので、いつ行っても美味しくいただくことができます。
2店舗目としてオープンした城東の店は席数もかなりあり、座れずに待つということはあまりないようです。
メニューもほとんど同じで、味もそんなに違わないと思います。が、私は警察署前のお店の方が好きです。なんか、店主が頑張ってるラーメン屋ってのを感じるのです。もちろん城東がそうでない…というのではないのですが、店の雰囲気でしょうか。
ラーメン屋さんで、席数もあって店内が広いと、なんかチェーン店の匂いを勝手に感じてしまい…流れる音楽もちょっと若いというか、自分的には落ち着かない感じ。
なので最近は、座れる確率は低いけれども、行くときは警察署前のお店と決めています。
弘前のラーメン屋さんとしては、中堅の老舗になりつつある「なかた屋」
定番の味を守りつつも、新しいメニューにも期待したいところです。
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