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2018-08-27

青森のラーメン / 「ひらこ屋」


ここ最近、仕事で青森に行くことが多い。せっかく青森に行くのだから、やはり青森のラーメンを食したくなるのは正直な気持ちだ。

日曜日、午後から青森に行くことになった。でも弘前を出発するのが14時と、ちょっと時間が微妙。青森に着くのが15時を過ぎそうだ。

最近オープンした「ひらこ屋」系列店の「㐂ぼし(きぼし)」が美味しいとの噂を聞いた。一度行ってみようと思っていたので、スマホで検索してみると15時半までらしい。ギリ間に合いそうだ。ただ、いざ出発すると国道7号はちょっと混んでいる。日曜だもんな。新城手前で右折し、環状線に入った。ナビの時計を見ると15時過ぎ。10分前には着きそうだ。

環状線のスタバを左折して、市内の方に入っていくと右手にその店は見えた。少し先で右折、旋回して店に向かう。「㐂ぼし」の駐車場は思いの外広かった。が、駐車場に入るなり、店舗入り口の前に「本日終了」の看板が立っていた。

「マジか〜」…やはり15時半までとはいえ、人気店ともなると閉店時間前に終了してしまうのもしょうがないかもしれない。素直に諦めて市内に向かった。気持ちとしては、こってり煮干ではなく青森独特のすっきりした醤油を食べたい気分だったので、老舗の「まるかい」に行くことにした。「まるかい」であれば、やっているだろう。

青森津軽のラーメン人気を確立したのは、青森の「まるかい」と弘前の「たかはし中華そば店」であるのは、誰もが認めるところだと思う。ラーメンブームにより多くの店が乱立したここ数年ではあるが、両店ともそれぞれの街の老舗として今でも人気を保ち続けている。ただ、ラーメン屋が増えすぎたせいか、ここ数年は青森に行っても「まるかい」に行くことはなかった。

「㐂ぼし」が終わっていたこともあり、久しぶりに「まるかい」のあの醤油が食べたくなった。警察署を曲がりしばらく行くとキレイに改築された新しい「まるかい」が見えてきた…が、「本日休業」の文字が。「マジか〜」の2回目。久しぶりに来たので、忘れていたが「まるかい」は日曜日が休みなのだ。なんとも、もはやこの時間になると、どこもそろそろ店を閉める時間だ。何軒かまわってみたが予想は的中した。ニコニコ通りの「くどうラーメン」はやっていたが車を置くところがない。私は、昼食そのものを諦めて、青森の店に仕事をしに行った。

仕事は比較的早めに終えることができた。時計を見ると17時だった。とうに空腹を通り越していたが、イライラしながら車を運転するのは安全上も良くない。そんな勝手な言い訳を考えながら、17時頃でも営業している店を探してみると帰り道にある「ひらこ屋」がやっているではないか。「㐂ぼし」に振られたので、元祖でもある「ひらこ屋」に行ってみよう。

「ひらこ屋」は青森市内でもトップの人気を誇るラーメン屋だ。正直、ブログに書くのも今更感がある。ただ、実はここしばらくは行ってなかった。確か3年ほど前に、冬に限定メニューとして登場する「らうどん」を食べたくて行ったのが最後だった気がする。

その後、青森の店に仕事で行くたびに「ひらこ屋」の前を通るのだが(もちろん帰りも)、店に入ることはなかった。なぜか?食べる気がなかったのではない。理由ははっきりしている。いつ通っても駐車場がゲキ混みだからだ。行ったことのある人ならわかると思うが、店内が満席だと入口付近に5〜6人並んでいる。そのくらいなら待ってもいいのだが、さらに外に駐車している車の中でスゴい人数の人が待っているのだ。だから、駐車場に車がビシ〜っと並んでいると、それだけでもう諦めてしまう。大げさではなく、いつ通ってもそういう状態なのだ。

でも今回は帰り道。諦めてしまうと弘前までは何も食えない。17時という時間帯ならば、そんなに並んでいないかもしれない…という淡い期待を抱きながら「ひらこ屋」に向かった。が、やはりそれは甘い考えだった。

入口に並んでいると店員さんが来て、注文を聞き番号札をくれた。車まで呼びに来てくれるとのこと。私は車の中でPC作業をすることにした。

20分ほど待っただろうか。店員さんが呼びに来てくれた。店内に入り、カウンターの端に座る。すでに注文はしていた。「バラそば」を注文した。ここは「あっさり(煮干し中華)」と「こいくち(とんこつ煮干し中華)」の二つがメインで、他に「せあぶら」と「バラそば」などがある。「バラそば」は「あっさり(煮干し中華)」がベースになっている。

10分ほど待つと来た。「バラそば」

薄いバラ肉で覆われたどんぶりのビジュアル。麺は見えない。もしかしたら、この見た目に気持ち悪さを覚える人もいるかもしれない。

覆われたバラチャーシューをすっきりとした色のスープに沈めてみる。そしてスープを一口。「ああ…」今日食べてみたかった味はまさにこの味だった。ここの「あっさり」はとてもスッキリしているけれど、しっかりと煮干しのコクと醤油の旨味がが出ている。津軽のあっさり醤油ラーメンには珍しい中太ストレート麺との相性もいい。いったい何枚入っているのだろう?というくらいのバラチャーシューをスープに浸す。薄切りのバラチャーシューなので飽きることなく食べられる。このスープにとてもよく合うと思う。

とにかく、この日は身体が欲していた味を堪能できたこと。それに尽きる。

どんな種類の煮干しを使っているのか…など、詳しいことを書いているサイトがたくさんあるので、詳細を知りたい人は検索してみてください。いっぱい出てくるので。それにしても青森も弘前も、なんでこんなにも美味しいラーメン屋がたくさんあるのだろうか。それだけラーメン好きな人が多いのだろう。

「短命県返上」を必死に訴えている人たちも、毎日食べているに違いない。


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