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2019-05-28

弘前のラーメン / 『ながれぼし』


10月1日、再訪。

この日から消費税が変わった。でも、この店のラーメンの値段が変わったかどうかまではわからない。

そのときに食べたいラーメンに、提示された値段を払ってもよいかどうか。それだけのことだ。

初めて訪れたとき(下記記事参照)は、「煮干し濃口」を食べた。今回はなんとなく「中華そば」が気分だったので、「煮干しあっさり」の細麺を注文した。

お昼時を過ぎていたせいか、客は私一人だった。昼飯が15時くらいになることもある自分にとって、この時間でも営業しているのは有難い。

ほどなくして「お待ち〜」の声。ここのラーメンは自分でカウンターに取りに行くシステムだ。

自分のテーブルに持ってきて一枚パチリ。

 

煮干しあっさり

スープをひと口。「あっさり」とはいえ、しっかりと煮干しの味を感じることができる。

細麺を頼んだが、いわゆる津軽中華のちぢれ麺とは違い、細めのパスタのようなコシのあるストレート麺だった。

チャーシューは少し大きめのが2枚入っている。これは嬉しい。メンマはけっこう太いのが4〜5本。

 

やはり、ラーメン屋を評価するときは、何種類か食べてみないとわからない。いや、別に評価しているわけではないが、1種類だけ食べて「あそこは美味い、不味い」と言って歩くのはよくないと思う。

などと、また勝手にラーメンを食べる言い訳を考えて、「カンチユ」一歩手前でした。

 

【 店舗情報 】

 

自家製麺 ながれぼし

弘前市宮川3丁目2−4

定休日:日曜・祝日

駐車場あり

 

( 以下、最初に訪問した際の記事です )

…………………………………………………………………………

「ピロン♫」と携帯が鳴った。写真の先輩ナベさんからだった。

Facebookでコメントをいただくことはあるが、メッセージは珍しい。ナベさんとメッセージのやり取りをしたのは、「プリンタを買うならどんなのがいいか?」っていうのを質問したとき以来だった。

「たまに、昼飯一緒に食べませんか?」

お、なんとランチのお誘いではないか。女性からのお誘いではないのが少々残念ではあるが(先輩スイマセン)、尊敬する写真の先輩とのランチもまた貴重な機会だ。私は喜んで承諾した。

 

同じ写真仲間のK田さんも同行するらしい。簡潔に言えば、「写真仲間3人でランチ」=「おっさん3人でラーメンを食べに行く」という意味である。

ナベさんが店まで車で迎えに来てくれた。車の中で「写真展」についての相談を聞いてもらう。ナベさんは、写真展や写真の投稿に関しては、とてもアクティブな人で、私も友達になってからは随分と刺激を受けている。

整体を経営しているK田さんの店に着いた。後部座席に乗ったK田さんとは、初めて顔を会わせたが、Facebookでなんどもやり取りしているので、なんの違和感もなく会話が進んだ。

K田さんは主に風景写真を撮っている。しかし、ありきたりな風景写真ではなく、少しだけ視点を変えた撮り方をする。写真そのものも素晴らしいのだが、その行動力に驚かされる。時間、距離。テレポーテーションできるのでは?と思うくらい。

そんな3人のおっさんが車の中では、写真の話ではなくラーメンの話ばかりをしている。3人とも行動力のわりには、健康体かどうかは少々疑問だ。

そんな3人のおっさんが向かったのは、神田に新しくできたラーメン屋『ながれぼし』

 

 

 

実は、先日一人で来たのだが、「工事業者、納品業者など関係者に限る」という貼り紙があって、食することが叶わす…というわけで、今回のお誘いはグッドタイミングだった。

入り口を見ると、いろいろと貼り紙がしてある。セルフサービスのお願いみたいなことが書いてあるようだ。

食券の自販機を見るとラーメンは4種類あった。煮干しあっさり、煮干し濃口、背脂煮干し、豚骨煮干し。どれも煮干しなので、ちょっと迷う。

私は「煮干し濃口」にした。店内に入ると中は小綺麗で、カウンターとテーブルが数席。おっさん3人は奥のテーブルについた。

食券はどうしたらいいのかな?と思い、厨房に持って行こうとすると、店主が「そのまま置いといてください」と言った。しばらくの間、K田さんのイルカウォッチングの話で盛り上がっていたが、食券を取りに来てくれる様子はない。

すると「12番と14番の方〜」と店主の声。食券を見ると私たちの番号だった。なんと、外の自販機で食券を買った時点で、店主の方にオーダーが通っていたのだ。なんともハイテクなシステム。一人で切り盛りしているのも頷ける。

続いて「13番の方〜」と私の分が呼ばれた。カウンターに取りに行く。なるほど、悪くないシステムだ。

器は底に向かってカーブのないタイプ。少しおしゃれなラーメン屋に、このカタチが多い気がする。

煮干し濃口

見た目はそんなにインパクトはないが、スープの中にうっすらと見える麺が太い。青森にはけっこう太麺のラーメンがあるが、弘前の煮干ラーメンではちょっと珍しい気もする。

スープを一口。うん、美味い。あいかわらずマニアックなことは書けないが、美味い。太さのある麺は、コシがあり食べ応えのある食感。メンマは大ぶりで、これまたコリコリといい食感。チャーシューは大きめの一枚。味と食感は「たかはし」のに似ている気がする。

濃口ではあるが、スープにくどさは全くなく、むしろすっきりとしている。病みつきになりそうな中毒性を持った味ではないが、素材の美味さが出ているラーメンだと感じた。

巨匠のお二人は、豚骨煮干し。食する前に画像だけいただいた。

豚骨煮干し

こちらは、さすがにインパクトあり。スープ以外は同じだろうか。お二人の話によると、十分美味しかったとのこと。背脂は年齢的にちょっとしんどいので、次回はこちらを食べてみよう。

セルフサービスなので、食べ終わった食器類も自分たちで返却口に戻す。このテーブルに残ったままの食券はどうしたらいいのだろう。

「この食券、どうすればいいですか?」「あ、捨ててください」

妙にぶっきらぼうに答える店主。聞いたところによると「中華そば☆☆(にぼし)」にいらした方とか。

しかし、一人で切り盛りする姿に一生懸命さを感じた。また来てみよう。

 

【 店舗情報 】

  

自家製麺 ながれぼし

弘前市宮川3丁目2−4

定休日:日曜・祝日

駐車場あり


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