「銀水食堂」で 2021年を締める
ドカ雪から三日ほど経ち、気温も緩みホッとしたのも束の間。今年最後の仕事だというのに、外の景色は真っ白。
こりゃ、大晦日も元旦も雪かき決定だな。
昼休み、「柳田酒店」に行く。
柳田さんのセレクトはいつも的確だ。
農園のおじいさんは、
そのまま、昼飯を食べに「銀水食堂」へ向かう。それにしても雪がすごい。
雪はすごいけれど、お店には沢山の客がいた。さすが銀水。
銀水のかあさんに挨拶をして、カツカレーを注文する。
10月に娘と一緒に来た。妻が亡くなってから初めてだった。
銀水のかあさんは、私と娘の姿を見て少し驚いた様子だった。
妻がお世話になったことのお礼を伝えると、かあさんは娘を見て少し泣きそうな顔になった。
そのときは、娘はオムライスを、私はやはりカツカレーを注文した。
でも、相変わらず美味い。
「あんたも、いろいろ大変だべけど、娘さんのために頑張っての」
帰りがけ、かあさんが言葉を掛けてくれた。
銀水のかあさん。ありがとうございます。
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