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2022-08-05

真夏のスパイシーカレー


 

青森県は祭りの真っ只中。

特に「青森のねぶた」「弘前のねぷた」は、3年ぶりの開催とあって盛り上がっているようだ。

数日前の天気予報では、祭り期間中はずっと雨予報が出ていたが、幸いにも後半は好天が続いている。

今夜の弘前ねぷたは、駅前コースなので、近くの通りに運行前のねぷたが集結していた。

 

「近くにねぷたが集まってるから見に行かない?」と訊いても「ん〜、めんどくさいからいいや」という気のない返事。

この暑い夏。引きこもりがちな娘は、祭りの笛や太鼓の音に心躍らせる様子もなく、相変わらずピコピコピコ。

 

「晩飯、どうする?」と訊くと「カレー」と再び気のない返事。

遠くに響くねぷた囃子でも聴きながら、カレーでも作ろうか。

 

フライパンで細かく刻んだニンニクを炒める。あ〜、いいカマリこ。

たっぷりの豚肉をぶち込んで炒める。あ〜、いいカマリこ。

8割方、火が通ったら皿に移しておく。

 

そのフライパンのまま玉葱を炒める。アメ色になるまで約20分。

その中に、レンジでチンしておいた人参を合流。

5分ほど炒めて、少し焦げ目がついたら、ジャガイモを合流。

最後に、炒めておいた別皿の豚肉を合流。

これらをしばらく炒める。

 

デカい鍋に1000ccの水を沸かし、フライパンの合流チームを仲良く煮込む。

メインのルーは、S&Bの「プレミアムカレー」と「とけ込むカレー」を半分ずつブレンド。

でもそれだけだと物足りないので、特製のオリジナル隠し味を作ってみる。

まあ、気分的なマスターベーションだ。

 

ウスターソース、オーガニックケチャップ、丸大豆醤油、牛乳、赤ワインを適量(適当に)混ぜ合わせる。

それに、黒胡椒、クミン、ガラムマサラの粉を混ぜ合わせる。

ペロリ。お、なかなか複雑な味でイケるかも。

 

20分ほど煮込んだ鍋に、2種類のカレールーを入れる。

5分ほど煮込んだら、最後に特製うぬぼれオリジナル隠し味スパイススープを入れる。

そして、さらに数分煮込む。

 

オリジナルうぬぼれスパイシーカレーの完成。

冷たい白ワインと。

 

 

見た目は、ごく普通のカレー。

じっくりと煮込む時間がなかったので、少々スープカレー的なビジュアルとなった。

玉葱とジャガイモもしっかり形が残っている。

 

しかし、一口食べてみると

「おほ〜!」

なかなかスパイシーで美味い。

豚肉に炒めたニンニクの味がついてるのも良し。

 

嫁さん次男坊も、「ウマいウマい!」と汗をカキカキしながらがっつり食う。

娘も、「ウマいウマい!」と言いながら汗をまったくかかずにクールに食う。

やはり、暑い夏には、熱いスパイシーなカレーが合う。

 

 

 

 

そろそろ「ねぷたのモンドリコ」が聴こえてくる時間だ。

津軽の夏は短い。

 

 

 


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