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2019-08-05

弘前のラーメン / 「中華そば屋 おお田」の無化調 真鯛焼干しそば


 

毎日が暑い。暑すぎる。

こんな暑いときは、冷やし中華や冷やしラーメンに限る…はずなのに、汗をダラダラかきながら熱いラーメンを食べたくなるのは、なぜだろうか。

高血圧の自分ではあるが、ラーメンは大の好物。大の好物だが、高血圧。

だから、ここ最近は週イチにしている。身体のことを気遣うのであれば、食べなければいいだけの話だが、それだと生きている意味がない。

 

新店ラッシュも落ち着いた感のある弘前の街だが、人気のあるラーメン屋はいつも混んでいる。行列を作るのはあまり好きではないが、妥協はしたくない。

週イチの機会を満足させるためには、妥協はせず。かつ、新情報を入手し機会損失を無くするようにしなければならない。これはラーメン屋も服屋も同じだ。

 

スマホをスクロールしていたら、写真仲間のO田桐くんが、なにやらウマそうなラーメンをUPしていた。

「中華そば屋 おお田」の鯛出汁のラーメンだった。

「おお田」といえば、澄み切ったスープと上品なストレート麺、多彩な具材、と拘りのあるラーメン屋として知られている。

店主がスープや具材に拘り過ぎるがあまり、急にメニューが変わったり、具材探しのために長期間店休になることもあるという…少々変わった麺、いや面もある。

一般的なラーメン屋であれば、定番のメニューが二種類ほど決まっていて、シーズンの特別メニューが期間限定で出されるというのが普通である。

しかし、ここはメニューが丸ごとガラッと変わることもある。今回もそうだ。

(昨年の限定メニューはこちら →「中華そば屋 おお田」の『鯵だしそば』

O田桐くんが投稿していたラーメンは、以前、期間限定で出されたことのある鯛出汁のラーメンだった。「鯛出汁」を食べてみたいというウチの店のお客さんがいたので、早速お誘いして一緒に行ってみた。

「中華そば屋 おお田」に着くと、席は満席。窓際の待合席にも10人ほどが座っていた。

券売機を見ると、最近まであった定番メニューは消え、あったのは「無化調 真鯛焼干しそば」  「しょうゆ」と「しお」の二種類がある。これが目的で来たのだからOKだ。「しょうゆ」と「しお」を頼むことにした。

「おお田」では一気に作らずに、3食くらいのペースで作る。だから結構時間がかかるのだ。私たちは20分以上を待合席で、ようやく呼ばれたカウンター席でさらに20分ほど待つことになった。

「お待ちどうさま〜」

と、まずは「真鯛焼干しそば しお」がきた。「しお」は一緒に来た知人の分だったので、スープを一口いただく。うん、鯛の味と香りがふわっと漂う。

 

無化調 真鯛焼干しそば しお

あいかわらずの美しい盛り付け。ストレートの麺。太めのメンマ。ホロッとする焼豚。彩りを添えるネギ。そして透き通ったスープ。

「真鯛焼干しそば しょうゆ」がきた。

 

無化調 真鯛焼干しそば しょうゆ

盛り付けは、ほぼ「しお」と同じ。スープを一口。「しお」に比べると、わりと馴染みのある津軽中華に近いようだ。

そして、「しょうゆ」の方は少し太めの麺になっている。同じ鯛出汁でも味の感じが違っていた。

 

「鯛」といえば「すまし汁」が有名だが、「しお(潮)味」の方が「鯛」そのものの味が生きるのかもしれない。

食する人それぞれで好みは分かれるかもしれないが、私は「しお」のほうが「鯛」の出汁が生きていて美味しいのではと思った。

前回はもう一度食べようと思ったら、いつのまにか終わっていた「鯛出汁」のラーメン。 今回はもう一回は食べないと。

週イチを守りながらも、しっかりと情報をチェックしておこう。

 

店舗情報 ⇩⇩

 

 

「中華そば屋 おお田」

青森県弘前市田園1-8-1 (地図)

11:00〜(売り切れ次第終了)

定休日:金曜日

 


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