toggle
2020-10-16

骨折湯治紀行 その弐 / 黒石温泉郷『 鶴の名湯 温湯温泉 』


 

国道102号を十和田湖方面に車を走らせる。

黒石市に入ると、八甲田山水系を水源とする浅瀬石川沿いに多くの温泉が点在していて、それらは「黒石温泉郷」と呼ばれている。

「黒石温泉郷」には、さらに「温湯(ぬるゆ)温泉」「落合温泉」「板留温泉」などがあり、どの地域も昔ながらの温泉宿の趣を残している。

骨折湯治の2回目は、「温湯温泉」の中でも、共同浴場として地元の人たちにもよく利用されている『鶴の名湯 温湯温泉』にて。

 

 

 

「黒石温泉郷」の西の玄関口に位置する「温湯温泉」  

開湯はおよそ400年以上前で、「脚の折れた鶴が傷を癒すために葦原に舞い降り、7日間で回復して飛び去った」という伝説があるという。

温湯界隈には、古きよき湯治場の面影を伝える木造の湯治宿「客舎」が今も残る。『鶴の名湯 温湯温泉』はその中心地に佇むシンボル的な共同浴場だ。

 

鶴が飛んでいます。

 

黒石といえばこけし。

 

近所にある飯塚旅館。佇まいが素晴らしい。

 

民芸調の館内は、広くてなかなかきれいな印象。共同浴場らしく、脱衣所もそれなりの広さ。

中に入ると内湯が二つ並んでいる。「熱い湯」と「温かい湯」に分かれているらしいが、熱い湯が44℃位、温かい湯の方は42℃位でどちらも温(ぬる)くはない。

「温湯」という名前から、温めの温泉を想像しがちであるが、「浸かると温まる湯というところから温湯」なのだとか。

源泉掛け流しの泉質はナトリウム・塩化物泉で、色は、少し黄緑色がかった透明。今回も一応「湯治」ということで、少しだけ温めの方で回数をこなす。

 

中はけっこう広くキレイ。

  

左腕の筋をもみもみ。そして左手中指をすりすり。効能を見ると、この湯は筋肉痛、関節痛には効くらしい。でも、温泉てどこでもその効能は書いてある気がする。

前も書いたが、骨折した手首よりも、脱臼した中指の方がなかなか厳しい。元に戻るかどうかはわからないけど、少しでも良くなるように地道にリハビリするしかない。

 

それにしても、ここ温湯だけでなく、落合、板留と近くにはいろんな温泉がある。これからの紅葉を満喫しながらは湯治に励むことにしよう。

もうちょい足を伸ばせば、ランプの宿で有名な「青荷温泉」もある。そういえば、あの激坂、死ぬ思いでチャリで上ったっけ。

激坂を上れる日は、いつか来るのだろうか。

 

温湯への入り口

 

『 鶴の名湯 温湯温泉 』

青森県黒石市大字温湯字鶴泉79

営業時間 4:00〜22:00(年中無休)

 

 

 


スポンサーリンク
関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です