つがる市のラーメン / 『大番』のチャーシューメン
先日、つがる市木造から金木へとツーリングをした。
本来は十三湖へと向かう予定だったが、あまりの暴風で断念。
ヘロヘロになりながら木造まで戻ってきて、その時に食べたのが『大番』のラーメン。
木造の街中にはいくつかの老舗の食堂があるが、中でも有名なのは『
しかし、最近は歳のせいかシンプルな中華そばを好むようになった。木造の街で昔ながらの中華そばといえば、『大番』
木造で最も大きな病院として知られる尾野病院。その尾野病院が『大番』の隣にあったのだが、現在は裏手の方に移転し、近代的な建物がドーンと建っている。なので『大番』の隣の建物は現在解体中。
人の出入りが多かった病院が移転したとあって、通りは若干賑わいが薄れている気がした。
訪れた時間が少し遅かったせいか、店に入ると客はいなかった。
『神武食堂』とは違い、メニューはラーメン中心のメニュー。「玉子ラーメン」というのも気になったが、暴風の中走ってきたので、なんとなくカロリーが欲しくて「チャーシューメン」を注文した。
メニューの周りには、木造出身と思われる関取の写真が飾られていた。元横綱の旭富士もこの街の出身で、よく『大番』を訪れるらしい。
歴代の立佞武多のポスターも飾られている。
「チャーシューメン、お待ちどうさま」
目の前に置かれたラーメンは、一見津軽によくある中華そばに見える。が、並々としたスープに油が浮いている。スープを飲んでみると、意外にもパンチの効いた動物性のコクのあるスープだ。
昔ながらのアッサリ支那そばを想像していただけに、カロリーを欲した身体には嬉しい誤算である。
そして、なんといってもチャーシューの味付けが良い。少々しょっぱめ。いや、わりとしょっぱめである。メンマもたっぷり。そして麺はやっぱり細めの縮れ麺。
(あっさり支那そばだと、ちょっと物足りないけど、昨今のこってり煮干はちょっと年齢的にきついしなあ…)という津軽のオッさんにとっては、満点に近い中華そばではなかろうか。
あ〜、書いているうちに食べたくなってきたよ。
また、行こう。
大番
つがる市木造若竹6-1
営業時間 11:00〜14:00 定休日 月曜
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