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2017-12-04

イマ 欲しい モノ 『 FUJIFILM X100F 』Part2


12月。でもここ数日は冷たい雨の日が多い。

前回のブログで【イマ欲しいモノ『 FUJIFILM X100F 』】では、欲しい動機をちょこっと書いたが、少しだけ続きを。

X100F TAKAHASHI-DESIGN/BLOGより

『FUJIFILM X100F』は「コンデジ」である。

カメラにあまり興味のない方には、「コンデジ」や「一眼レフ」などの違いがよくわからないと思う。

おそらく、「一眼レフ」は値段も高く、大きいカメラ。「コンデジ」はコンパクトっていうくらいだから、小型でお値段も手頃、というイメージだろう。自分もそうだったし。

じつは定義としてはそうではなく、正確に言えば「一眼」はレンズ交換式カメラ、「コンデジ」はレンズ一体式カメラのこと。

値段の高い安い、大きい小さいは関係ないのである。ただ構造上、交換式は大きいボディが多いし、一体型は小さいものが多い。「コンデジ」はコンパクトさを売りにしているのだから、当然そうなるのである。

だから、サイズの大きい「一眼レフ」のほうが「コンデジ」よりも値段も高くなるのが一般的。

ただ、ここ数年、コンデジでありながらセンサーの大きいものが出てきた。有名なところでは「SONY」の「RX1」というモデル。めちゃくちゃコンパクトでありながらセンサーはフルサイズ!プライスも20万円オーバーという小さな怪物。

おそらく、携帯のカメラの性能がどんどん上がるにつれ、街のスナップでも高画質の写真を求めるニッチな層が現れてきたのだろう。

とくにファッション業界の人間などには支持されるカメラだ。日頃のコーディネイトを変えることなく、いつものバッグにスタリッシュなカメラを入れて持ち歩けるとなれば、それは必須アイテムとなりうるし、そういった層に受け入れられると、デザインもさらにスタイリッシュになる。

おそらく、そういったスタイリッシュなカメラを求める方々の最高峰はドイツの「Leica」であろう。

Leica M6 出典 : PHOTOHITO より

カメラとしての歴史も古く、クラシックな面構えではあるが中の技術は世界でも最先端のモノが使われているのだろう。よくわからないけど。使ったことないし(笑)

はっきり言って、高すぎて買えない。

「コンデジ」ではないけど、「Leica」好きの方々に人気の「M」シリーズというのがある。「Nikon」や「CANON」の本格的なモデルと比べても、小ぶりなクラシックなカメラだ。ボディだけで(レンズ無し)、90万円とかするのだ。レンズも入れると150万円とか…

まあ、カメラに限らず自転車でもオーディオでも、なんのジャンルでも最高級のモノは存在するし、それを買う人も少なからずいるからこそ老舗のメーカーやブランドは残っているわけだ。

再び、話は戻り『FUJIFILM X100F』

「コンデジ」である。そして「コンデジ」としてはやっぱり値段が高い。

でも「Leica」よりは安い。当然か。比べる方がオカシい。

でも「Leica」と見比べても、デザインは悪くない。いや、けっこう好き。いや、かなり好き。

こういうカメラに革のストラップを装着して、弘前公園を散歩する。悪くないと思う。

鰺ヶ沢の港をとぼとぼと歩きながら、網の手入れをしているおばちゃんをパチリ。悪くない。

気合を入れて、山に奥深く入り、絶景を撮るのも悪くないが、自分にはこういった街のちょっとした表情を撮るほうが向いているようだ。

X-T1にて撮影

こうやって、買う動機を探している自分。

手に入れることよりも、動機を探しているときって、これまた楽しいものである。子供と違って大人であれば、ローンでもなんでも駆使すれば、大抵のものは買える。

でも今は、この妙な焦りや期待の入り混じった変な気持ちを味わっていようと思う。

はたして、自分は 『FUJIFILM X100F 』を手にすることができるのであろうか。

追記:「イマ 欲しい モノ 『 FUJIFILM X100F 』⇒ 買いました」も併せてご一読ください。


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