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2018-07-14

【 JAPAN PHOTO 2017 秋冬コンテスト 】入賞しました。


カメラのキタムラ主催の JAPAN PHOTO2017秋冬コンテスト

前回、前々回に続き、入賞することができました。そしてまた『佳作』…(笑)。しかも「花・植物部門」という、自分にとっては門外漢な部門。日頃から花や虫、鳥などはあまり撮ることはない。とくにロードバイクを走らせながら撮るときは、じっと構えて撮るということはほとんどなくて、ふっと気になった光景に出会ったときにバイクにブレーキをかけるという感じ。

だから今回の写真もそんな一枚である。3年ほど前の晩秋に、岩木山に向かってアップルロードを走っている時に出会った光景だ。正直「花・植物部門」に応募するような写真ではないと思う。

実はこの作品、「第2回 TSUGARU PHOTO MEETING 写真展」に出品した写真の別カットで、「TPM」のときはモノクロで出品した。そのときは朽ちた車に目を奪われて、どちらかといえば「人間の愚かさ」を表現したくてモノクロにしたような気がする。

しかし今回、あらためてそのときの写真を見て、「どんな環境でも黙々と生き抜く植物のたくましさ」を表したい…いや正確に言えば、「過酷な環境で必死に生きる」というよりも、植物たちが「楽しく自由気ままに生きている」ような気がしたのだ。それを表現してみたかった。

だからタイトルを『 my house 』としてカラーの作品にしたのだが、はたしてそれを表現できたのかどうかは、まるでわからない。

『 my house 』

花や植物の写真といえば、菜の花や向日葵がドワ~っと咲き広がる写真や、蜜に集まる虫たちの瞳まで写る超マクロの写真だったりする。そういう写真、しかもすごい写真を撮る大先輩が何人かいるのだ。そしてそんなスゴい写真を見るたびに「すげえ~これは自分には撮れん…」と思いながらも「こういうのはきっと自分の撮りたい写真ではないのだ…」と逃げるのが常套手段である。

ホントのことを言えば、マクロではないけれど「花」を大きく切り撮ったお気に入りの写真があって、それも一緒に応募してみたのだ。ところがフタを開けてみると、そちらはまるで鼻も引っかけられずに(花なのに)、このヘンテコな『 my house 』が入賞したのだった。

「こういうのを選ぶ審査員もいるんだな」と思ったのが正直な気持ち。そしてそれはちょっとだけ嬉しいことだった。

いや、でも「佳作」…やはりちょっと悔しい。今回も「佳作コレクター」を覆すことはできなかった。チクショー!
(参考までに⇒「2018年のフォトコンテスト」) 


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