人と海のフォトコンテスト 『 マリナーズ・アイ 』
人と海のフォトコンテスト 第30回『 マリナーズ・アイ 』
全国からの応募作品 4,100点より選出していただいた!
このフォトコンテストは、文字通り「人と海」をテーマにしたもので、毎年5月に開催されている。これまで、二度ほど応募したことがあったが、かすりもしなかった。
「海」をテーマとしたコンテストは結構あるようだが、自分自身「写真」を撮るために「海に行く」ことはほとんどない。海の写真を撮るといえば、夏休みに娘と一緒に実家のあった鯵ヶ沢へ行ったときくらいのもの。
ロードバイクで北津軽の海沿いをツーリングすることもあるが、漁師小屋を撮ることはあっても海そのものを撮ることは少なかった。
昨年夏、たまたま娘や合唱部の子供たちと、深浦の風合瀬海岸に行く機会があった。そのとき娘は5年生だったが、他の子たちは6年生で、小学校最後の夏休みだった。
途中、雨が降り出して、あまり海水浴には適さない一日だったが、夕暮れが近づくにつれ雨は上がってくれた。
風合瀬にある鳥居崎灯台が夕陽を浴びてオレンジ色に輝きだした。その灯台をバックに、6年生の子が岩場に座って夕陽を見つめている姿を撮った。
海の写真はあまり撮ったことがないし、ましてポートレートは得意分野ではなかったが、なんとなく「いい写真」だなと思えた。
夕暮れ時に何枚か撮ったけど、娘たちの記念の写真が撮れた、思い出の一日になったと思う。
人と海のフォトコンテスト『 マリナーズ・アイ 』は、他のフォトコンテストと異なり、結果がすぐわかるのが特徴的。今回も、5月16日に締め切られ、24日に上位17名の入賞者へ直接通知される…という、なんともスピーディな結果発表だった。
しかし、その日に通知があることを完璧に忘れていて、翌日に気づいた。翌日に気づくということは、つまりは入賞の通知がなかったことを意味していた。
「やっぱり今年もだめだったかあ〜」と、特別落胆もなく過ごしたが、月末の31日、なんとなくオフィシャルサイトを覗いてみると、「佳作」を含む入賞者すべての名前が掲載されていた。
その中に『落日の少女』というタイトル名があった。
「おお!あった!」
思い出の一日となったときの写真は、思い出の一枚となる。
娘の友達にプリントを額装し、プレゼントしてあげようと思った。
オフィシャルサイトはこちらから → 【一般財団法人全日本海員福祉センター】
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