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2020-04-01

小学生最後の日の散歩写真


 

3月31日は、世の中的には年度末、最後の日。

仕事は休みだったが、なんとなくツーリングする気持ちにもなれず、部屋の片付けをすることにした。

 

4月から中学生になる娘のために、今自分が寝ている部屋を娘の部屋にしようと思っていたが、そのためにはいろんなものを片付けねばならない。

まずは、アルバムや写真を整理することにした。

最近は、撮った画像はPCや外付けハードに入れっぱなし状態だが、娘が生まれた頃は全てプリントしていた。

アルバムにきちんと収納しているものもあれば、そのままカメラ屋の袋に入っているものもある。

今回はとりあえず全てのアルバムや写真を、ひとつのボックスに収納してしまうことにした。

誰もが経験あると思うが、昔のアルバムや写真を整理するという作業は往々にしてはかどらない。子どもが小さかった頃の写真を見て懐かしみ、少し若かった自分の姿を見て少し凹む。

 

そんなことを繰り返しながら、だらだら片付けをしていたら、あっという間に時間が経っていた。

春休みなのか休校なのか、わからぬまま日々を過ごしている娘が、すぐそばで残っている宿題を、これまただらだらとやっている。

私は娘を誘って散歩に出ることにした。いくら不要不急の外出は避けるようにとはいえ、家にゴロゴロ籠ってばかりだと身体の調子もおかしくなってしまう。

写真を撮る気分にもなれない昨今であるが、私は久しぶりにX100Fを首からぶら下げて娘と外に出た。

 

娘と散歩するのも久しぶりだった。

東和徳界隈を歩き、「みのりのトンネル」ガード下をくぐり抜ける。そして、小学校の前を通り、家に帰ってくる。

ほんの30分くらいの散歩。

 

最初は面倒くさそうな様子
津軽衆です
東和徳の小径
ガード下を反対側から

 

最初は散歩に出るのも面倒くさそうな顔をしていたが、30分ほど歩くとどうやら身体も気持ちもサッパリしたらしい。

 

最後はサッパリ

 

考えてみると、娘にとってはこの日が小学生最後の日だった。

小学生最後の日に、一緒に散歩をして写真を撮った。。

 

(あー、あのときの日本は、世界は大変だったな。でも小学生最後に日に散歩したんだったなあ)

いつか彼女が大人になり、写真の整理をしたとき、

この写真を見て、この日のことを思い出してくれるだろうか。

 

 


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