「 synchro cats 」 / デジタルカメラマガジン7月号〈デジタルフォト部門〉入賞
2020年。
春の弘前さくらまつり、夏のねぷた祭りと、大きなイベントは軒並み中止となった。観光地への旅行も自粛が求められ、多くの人たちが「stay home」することとなった。
SNSを賑わせる桜の写真もなく、来る夏に躍動するネブタやねぷたの写真も、今年は見ることがない。津軽の写真家たちも、モヤモヤとした日々を送っていることだろう。
桜やねぷたなどを積極的に撮る自分ではないが、それでもやはりカメラを持って撮り歩く機会は少ないこの数ヶ月。
いつもの年ならば、いくつかのフォトコンテストにも必ず挑戦していたが、最近は全く応募していなかった。
正直言えば、昨年末に何点かは応募していたのだが、この春先の結果発表ではことごとく玉砕。それもあって、少々写真に対するモチベーションは下降気味であった。
それでも無理矢理カメラを構えると、何かしらを撮りたくなるし、つい撮ってしまうものである。
「stay home」していても、ウチの中にはゴロゴロしている娘や、ゴロゴロしている猫たちがいた。そんな彼らを、たまに撮る。
猫のやつらは、こちらが笑い転げそうになることもやらかしてくれる。しかし待ってはくれないからスマホで撮っちゃう。
そんな写真が久しぶりにカメラ誌で入賞した。
年明け早々に、写真サイトのGANREFで「Featured Photos」に選出された写真だったが、それをそのままデジタル写真部門に応募。
それがなんと入賞したのだ!…『佳作』だけど。
昨年秋に、組写真部門で『優秀賞』を受賞していただけに、入賞候補のメールが届いたときには、(まさか、今回も?)と淡い期待を抱いたのだが、現実はそんなに甘くないのだ。
でもやっぱり選出していただけるのは嬉しいもの。コロナ野郎のせいで、悶々とする日々だったけど、ちょびっと気持ちも晴れました。
ちなみに審査してくれた先生のコメントはコチラ。
そんな日々お世話になっている娘と猫たち。
先日、物置となりかけていた部屋を、娘の部屋として使えるようにするため、机を作ったりベッドを設置したりと、いろいろやってみた。
最初に作ったロフトをベッド代わりにしようと思っていたのだけど、娘が「高いところ怖すぎる〜」と言うので、普段使わない布団を置くことにした。
これがまたティティの寝床にちょうど良いらしい。
おかげでシンクロのもう一匹、先住猫のポポはリビングでのんびりと目を瞑っている。
しばらくは、彼ら三人(匹)にお世話になりながら、写真を楽しんでみよう。
サイトはこちら ⇨ デジタルカメラマガジン7月号〈デジタルフォト部門〉
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