2022年は雪かきに始まり、未だ終わらず。
ソファに横たわると、そのまま眠ってしまいそうなほど全身がダルい。
とくに両腕がダルい。この感覚は何かに似ている。
そうだ、ロードバイクで100kmのロングライドをしてきたときの疲れと似ている。
しかし、握っていたのはロードのハンドルではなく、除雪機のそれだった。
大晦日と元日の仕事は休みだったが、連日の大雪で雪かきに追われていた。
のんびりと休む間もなく、初売りが始まる。
初売りが落ち着いて、ようやく休めるかと思ったのも束の間、再びの大雪。
弘前の積雪は80cmとなった。

雪は好きな被写体のひとつ。三厩にて。2020年。
早朝、まずスノーダンプを使って雪を寄せる。この作業だけで1時間近くを要した。
汗をかいたので着替えをし、水分補給をする。
休憩後、除雪機を使って寄せた雪を遠くに飛ばす。
しかし、寄せた雪は60cmほどの高さになっているので、除雪機でも難しい。
ハンドルを上下左右に動かしながら、寄せた雪を崩して飛ばす。
重い除雪機を動かすたびに汗が吹き出てくる。何故か今日は晴天だ。
再び休憩。
腹が減ったので、少し早いが昼飯を食うとしよう。
玉子とソーセージを使って簡単な炒飯を作る。まあまあの味だけど、少し塩を入れ過ぎた。高血圧にはよくない。
珈琲を飲んだ後、再び除雪機で雪との格闘を再開する。
寄せた雪をある程度飛ばした後は、全体的にキレイに仕上げる。
多少の雪が残っていても、キレイに仕上げればそれなりに見えるのだ。

三厩。2020年。
雪かきをして、休憩をして、また雪かきをする。
また休憩をして、飯を食って、また雪かきをする。
そんな休日。
ロードバイクのように楽しくはないけど、それでも体を動かして汗をかいてサッパリする。
休憩で美味しい珈琲を飲んでくつろぐ。
キレイになった敷地を見て満足する。
そんな休日。

三厩。2020年。
生産性のある仕事とはいえないが、考え方を変えれば、雪かきも悪くない。
いや、そう考えられるのは、週に一度の雪かきであれば…の話だ。
毎日は勘弁してほしい。
そんな 2022年の始まり。

三厩。2020年。
本年もよろしくお願いいたします。
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