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2017-05-22

ツール・ド・ツガル 酸ヶ湯と蕎麦


先日、大鰐ロイヤル激坂にて撃沈してしまいました…ので

 

 

酸ヶ湯温泉へリベンジ。

標高差でいえば、ロイヤルが500mなのに対し、酸ヶ湯は800mほどあるのですが、坂自体の距離が長いので、全体の平均斜度はそんなにキツくありません。それでもところどころ、10%くらいの坂がそれなりの距離であるので、キツいことに変わりはナシ。

中野もみじ山の交差点を左に折れ、酸ヶ湯に向かいます。もみじ山から約20km。さすがに桜の季節も終わり、山々は新緑に生き生きとしています。特別絶景というわけでもない道を、淡々と黙々と。

しばらく走ると、トンネル。山を掘ったトンネルではなく、防雪や落石防止のためのトンネルです。ここを越えると、だいぶ遠くの山並みが見えてくる。約5〜6kmほど上ると、さらにトンネル。完全にシェルターです。

 

 

シェルターを超えると、八甲田のわき水のところで出ます。ここまでくると、文字通り峠は越えたって感じ。

 

八甲田の山々を望む

 

ひと休み。

以前は活菜館という小さな道の駅のような建物があったのですが、今は閉館しています。さすがにこの場所で年中通してお店を運営するのは厳しいのかも。わき水のところにある、おばちゃんがやってるお店は続いています。季節の野菜を売ったり、お蕎麦を提供したり。かえってこういう雰囲気の方が、観光客にはいいのかもしれませんね。

 

 

近くに桜が咲いていました。さすがに標高を感じます。

さて出発。走って間も無くすると、有名な「城ヶ倉大橋」に辿り着きます。

 

遠くに岩木山

 

はるか遠くに津軽富士が見えました。新緑もきれいですが、ここの景色はやはり紅葉の時季に来るのをオススメします。絶景すぎる絶景です。

さあ、城ヶ倉を過ぎると酸ヶ湯まではあと少し。まだ雪の残るブナ林が見えます。このブナ林、写真マニアにはたまらない景色のようです。特に早朝の霧深い風景は一段と幻想的らしい。

 

 

今回は陽を浴びて、残雪に影が映ったブナ林の様子をば。

そうしているうちに、硫黄の匂いがプンプン。やがて遠くに八甲田山と、その麓にある酸ヶ湯温泉が現れました。

 

 

ロングライドやヒルクライムって、やはり到達地点や目的地にこのようなランドマークがあると、着いたときの気分は最高ですね。いつもですと、ここの「鬼面庵」にて酸ヶ湯そばをいただくのですが、今回は「ごへい餅」にしました。「まんじゅうふかし」も美味しいですよ。

 

 

もう少し走ると、草木も生えない?地獄沼があるのですが、それは次回に。

即行で帰ります。帰りは上りの5倍ほどのスピードが出てしまいますので、要注意。本当にあっという間に下りてしまいます。

で、今回のライドの目的のひとつ。大川原にある「おもしぇ学校」の「学校そば」

 

 

これをいただくために、酸ヶ湯では我慢したのでした。美味しいお蕎麦に天ぷらも追加。昨年きたときは、舞茸の天ぷらでしたが、今回は「季節の野菜の天ぷら盛り合わせ」です。ふきのとう、こごみ、ウド、にんじん、しいたけ。

 

 

すこ〜し苦味のある絶品の山の幸。美味しかったです。ツーリングって、目的の半分はこれかもしれませんね。酸ヶ湯方面へツーリング、ドライブする機会があったら是非立ち寄ってみてくださいませ。

 

 

さて、6月になったらやっぱり「雲丹ウニツーリング」だべなあ〜

 


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