岩木山一周ファンライド 2017
昨日の天気予報では、朝から晴れマークが続いていたはずでしたが。
4時半に起きて、外を見ると空一面灰色。
晴れんのかな?と思いつつ、出発の準備。
今日は「岩木山一周ファンライド」の日。
毎年、8月の後半日曜日に開催しています。
弘前市役所を起点に、百沢バイパスを経由し「高照神社」まで上る。
そこから岩木山環状線を弥生方面に進み、長平〜松代〜嶽温泉と岩木山をぐるっと周り、東目屋を経由して弘前市内に戻ってくる、というコース。
もちろん早い人、そうじゃない人がいますので、かかる時間は3時間から5時間くらい。
ところどころ勾配10%の坂もありますが、初心者でもなんとか完走できるライドです。
私も「ガイドライダー」として3年前から参加しています。
本来であれば、ガイドされるレベルの貧脚なのですが、「絶倫魂」の先輩方がガイドをしておりますので、「カメさんチーム」のガイドをやらせてもらっておりました。
「カメさんチーム」つまりは、初心者の方や、走りに自信のない方と一緒にゆっくり走る、最後方でスタートするチーム。
きつい坂だと歩いてしまう人もいますし、車でピックアップという場合もあります。
一緒に歩きながら、若者の進路相談をしたり…
そんなユルいチームなので、これまでは写真を撮りながらのファンライドが常でした。
ただ、岩木山ヒルクライムと違い、プロのオフィシャルカメラマンはいません。毎年私の写真を公式HPにUPいただくのですが、いつも後方グループの写真が多く、先方の「ウサギさんチーム」の方々に申し訳ないと思っていました。
さらには冬に痛めた腰のあんばいもイマイチで大したガイドもできない気がしていましたので、今回は車を走らせ写真を撮ることに専念しました。
というわけで、今回は初めてチャリなしで、市役所に向かいます。
岩木山は全く見えず…
でもきっと昼前には雲はとれるだろう。
コンビニで朝飯を調達して、市役所に着くとすでに「絶倫」の先輩が数人、待機していました。
「岩木山ヒルクライム」とともに「ファンライド」の実行委員長を務める一戸KSK氏。
いつもながら彼の行動力と人望の厚さは、素晴らしいの一言。感服します。
ガソリンやタイヤ交換はぜひ岩木の「丸一石油」まで!^^
次第に参加するライダー達が集まり始めます。
出発前の少し緊張した様子、はたまたリラックスした様子をしばしパチリ。
出走グループを8チームくらいに分けて出発です。
弘前RCの蒔苗さんにスタート地点の撮影をお願いして、私は茜橋の方へ車を走らせました。
先頭グループから最終グループまで写真を撮るというのは結構難しい。
最初のうちはいいのですが、先頭グループは速い人が多いので、遅い後方グループとはどんどん差が開きます。
なので、いくら車とはいえ、まんべんなく撮るのは難しいのです。
茜橋で待機していると、早くも先頭グループが来ました。
普段、ツーリングに行くときは、広角寄りのレンズで撮るのですが、今回は初めて望遠で撮ってみました。
遠くからでも構えられるので、こういった撮影には向いてるのですが、いかんせん撮る人間が慣れていません。
とにかく、いろいろ撮ってみます。
こういった集団走行は、望遠で遠目に撮るとカッコイイ気がします。
(撮ってて後半にわかったのですが…)
すべてのグループが通過したので、急いで車に戻り「高照神社」へ。
着くとすでに先頭グループが休憩していました。はやいなあ〜
ここが最初の休憩地点。
少しだけキツめの坂を上ってきたので、少しバテてる人もいます。
ここからは、ユルい上り下りを繰り返しながら、鰺ヶ沢長平へ。
ファンライドのコースの中でも、いわゆるツーリングを楽しめるところです。
最終グループが到着したタイミングで、一足先に長平へ。
気持ちよさそうに走るライダーたちを追い越しながら、車を走らせていると、やはり
あ〜やっぱり自分もチャリで走りたいなあ〜という思いが湧いてきます。
長平エイドに着くと、ちょうどテントを設置していました。
ここでは毎年、バームクーヘンが振る舞われます。今年はトマトも。
私は早速撮影のセッティング。
ここは、両サイドに木々が立ち並び、なかなかカッコいいアングルになります。
みんなでバームクーヘンを頬張ります。
全然走っていませんが、私も。
さて、ここからがこのコースの正念場。
長平エイドを出発するといきなり10%の坂が現れます。
日頃、走っていない人にはけっこうキツいかもしれません。
道幅もかなり狭くなるので、私も気をつけながら走ります。
坂を上りきると、今度はつづら折りの下り坂が続きます。
これも慣れない人にとっては、けっこうキツいもの。
下りきると、やがて松代のエイドに到着。
ここはいわゆる嶽に向かう路とミニ白神に向かう路の分岐点です。
ここでは毎年、大福が振る舞われます。
もちろん走っていない自分もパクリ。
しかし、先頭と後方の差がかなり開いてきているので、早々に出発。
スカイライン方面を目指します。
ここからスカイラインまでが、またけっこうな上りが続きます。
一番最初にガイドライダーをしたときは、10代の若者といろんな話をしながら、歩き上りました。
どうしてるかな、彼。
曇っていた天気もいつの間にか、青空が広がっています。
やがて岩木山が見えてきました。
頂には雲がかかっていましたが、麓を走るライダーたちを見守るようにして、構えています。
スカイラインの青いゲートが見えてきました。
ここまでくると、「やったぞ!」という気分になります。
ゲートを過ぎれば、嶽温泉まではもう少し。
今が旬の「嶽きみ」が待っています。
みんな、長い坂を上りきり、走り切ってきた充実感たっぷりの表情で「嶽きみ」にかぶりつきます。
もちろん走っていない自分もガブリ。いや、んまい^^
とここでトラブル発生!
調子こいてバシバシ撮ってたせいか、バッテリー切れ!
これまでは、走りながら撮っていたので、バッテリーが切れるほど撮ったことはなく。
正直、どのくらい撮れるのか見当もつかなかった。
これではカメラマン失格である。
急いで、自宅まで車を飛ばす。
自宅に着いて10分だけ充電。
急いでゴール地点の藤田記念庭園の駐車場へ。
なんとか間に合いました。
みんな、充実した表情、サッパリした笑顔です。
やはり、車よりチャリの方がいいな。
でも撮影も楽しかった。
全部で250枚くらい撮ったようだ。
とりいそぎ、Facebookの方に何枚か上げておきます!(コチラ)
後日、ファンライドの公式ページ(岩木山ヒルクライムのHP)で、すべての写真がUPされると思いますので、お楽しみに〜。
最後まで「ケツ持ち」やってくれた、ナイスガイ栗さん。
お疲れ様でした&ありがとうございます。
そして参加された皆さん、来年も岩木山でお会いしましょう!
なんも走ってないのに、バームクーヘンも大福も嶽きみも食べて。
帰ったら妙に腹が減ってラーメンを食べました。
たぶん、今日体重が増えたのは自分だけだと思います。
先頭グループと後方グループの写真、両方撮るのはシンドイですね。
できるなら、2台体制で、よくばるなら運転手も別だといい写真がいっぱい撮れそう。
だけど、カメラの電池もメモリーもなくなりそう。