後悔の一日
昨日は休日だったが、とても後悔する一日となった。
冬休みもあと少しとなった娘であったが、まだ宿題が残っていた。
ついこの間、「宿題が多いのでどうにかしてほしい」ことを書いたばっかりであるが、文化センターに3日ほど通ったおかげで、だいぶ進んだようだった。
私の仕事が休みだったこともあり、文化センターではなく自宅でやりたいと娘が言った。
私も、合唱部の記念DVDに使うための写真編集を頼まれていたので、一緒に自宅でやることにした。
しかし1時間ほど経ってもやる気配はない。
ピコピコとYouTubeの音が鳴っている。
しばらく傍観していたが、その電子音を聴いているうちに頭に血が上った。
そして思わず怒鳴ってしまった。
「パパを馬鹿にしてんのか?」
「してないよ!」
と娘も叫び、泣き出した。
20分以上も大泣きしたであろうか。
久しぶりに大泣きした気がする。
私は、つい短気になって叫んでしまった自分が情けなくなった。
そして、これまた久しぶりに泣く娘をだっこして、家の中をしばらく散歩した。
暴力はもちろんだが、大声で怒ることは全く良くないことであるのは重々承知であったが、叫んでしまった。
あんなに「無理して宿題なんかやんなくていいよ」なんて自分から言ってたのに。
私は娘に謝った。
娘も私に謝っていた。
二人で気を取り直して、樋の口のイオンに行き、娘のリクエストの「たこ焼き」を一緒に食べた。
娘は「たこ焼き」を食べながら、少しだけ宿題をやっていた。
その日一日、ずーっと情けない気持ちだった。
後悔する一日となった。
夜、一緒に寝るときに、その日一日の話をした。そしてもう一度謝った。
長い年月の中にあっては、些細なことの一日かもしれないが、自分にとっては忘れられない一日となった。
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