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2018-06-23

『チャレンジヒルクライム岩木山 2018』 明日に迫る


ついに2018年の「ヒルクラ」が明日となった。はたして無事に上りきれるだろうか。

毎年エントリーはしているが、毎年目標が違う。5年前は、かなり走りこんでいたし、体重も今よりも7kg落としていたので、タイムや順位を目標に掲げていた。しかし残念なことに年々タイムを落とし、昨年に至っては両脚が攣りバイクを降りて歩くという大失態。タイムどころの話ではなかった。

今年は、その残念な結果だった昨年のタイムを上回ることが最大の、いや最低の目標ではあるのだが、それをクリアするためにはやはり脚が攣らないこと。それに尽きる。脚さえ攣らなければ、なんとかゴールはできると思っている。

それでも走るコースを頭に思い描いていると、どうしても昨年のあのときの悲惨な姿が蘇ってくる。姿が悲惨というのはもちろんなのだが、それ以上に単純に痛いのだ。ものすごく痛い。それが怖い。

先日、脚の攣りを防ぐための記事をいろいろ読み漁っていたのだが、なんか良さげなミネラルタブレットを見つけた。その名も「2RUN」(ツーラン)…つまり「攣らん」ということなのだろう。日本語商品によくあるパターンだが、今の自分にはそのネーミングが神の御言葉のように聞こえた。 

ネーミングもさることながら、パッケージもなんかスゴい。なぜか安全ピンのイラストが描かれているて、?と思いググってみたらこんなエピソードが。

2009年に引退した、4度の全日本TTチャンピオンに輝いた岡崎和也選手(梅丹本舗・グラファイトデザイン)。その岡崎選手、2008年ツアーオブジャパンの美濃ステージ独走中に脚を攣ってしまったのだが、ゼッケンの安全ピンを外し、そのピンで脚を刺しながらも走り続けた…というなんとも恐ろしい..いや熱いお話。

ロードレーサーの間では伝説となっている有名なお話らしいが、私はロードレーサーではなくただのオッさんチャリダーなので知らない。いくら脚が攣ったからって安全ピンを刺す勇気はないし、走れなくなったら潔くDNFすると思う。でも、やはりできれば攣りたくないのだ。

その「2RUN」が昨日届いた。品質表示はあるが使用方法が明記されていない。これまたググってみると、飲むタイミングなどが丁寧に書かれてあった。当日のレースで攣らないためには、前日の夜に飲む。そして当日のレース前に飲む。そしてレース中やばいかな?と感じたら飲む。とある。

不安の大きい自分は、届いたその日、つまり前々日から飲んでみた。水で流し込んでもいいのだが、ポリポリかじりながら味を確かめてみると、これがまた予想以上にしょっぱい。ま、気持ちの問題かもしれないが、効きそうである。

そういえば、初めてレースに臨んだ5年前は、「カーボローディング」なるものにも取り組んだ。マラソンもやったことのない自分だったが、なにやら難しげな言葉に惹かれて、毎朝スパゲティを茹で、それにマジックソルトだけをかけて食べたりした。練習のあとに「BCAA」を溶かしてジュースがわりに飲んだりもした。

今思えば、なんとも「にわか」な自分であったが、それでもや体重は落ちたし、それなりのタイムも出せた。やはり練習量は正直だし、体型(体重)も正直な結果を導く。今はそこまでストイックにやる自信はないが、なんとか自分の目標タイムで上りきりたい…というのは正直な思いである。

ネット上ではすでにスタートリストが発表されていた。今回の10kmロードのクラスでは160名ほどの選手がエントリーしている。年齢をみると、私よりも歳上の方が8名ほどいた。そう考えると年齢的には自分は上位?5%なのか。おそろしい。でも昨年は9人だった。年々少なくなり、いつかは自分が一番年寄りになるのだろうか。いや、それまで走れているかが問題だけど。

昨年、強引に誘った阿保さんもエントリーしてくれている。阿保さん今年はけっこう走ってたから、ついていけるだろうか。

今年も娘の応援は2年前のコレ。

予報をみると、雨の心配はなさそうだ。まずは怪我なく、そして脚が攣ることなく完登攀できますように。そんなことを祈りながら、「2RUN」をもう一粒。ポリポリ


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