『出発』 / 子供たちから学んだこと
「NHK全国音楽コンクール」いわゆる「Nコン」
2018年の小学生の部の課題曲は『出発』(作詞:工藤直子 作曲:松下耕)という曲だ。最初に聴いたときは、妙にコミカルなメロディで少し昭和なイメージを感じた。幼い頃、NHKの「こどものうた」で聞いたような感じの曲だと思った。
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きみはだれ? ときかれたら
誇りをもって こたえよう
「こども」という日を生きています と
「こども」という日の 今だからこそ
まぶしくひかるアンテナを持っています と
オトナになったら わかること
たくさんあると思うけど
若いたましいの「いま」しか
わからないものも ある!
あおぞらみたいに 笑った日
くちびる噛んだ くやしい日
いろんな日々が あったよね
うれしいときは 天まではばたき
くやしいときは 手をにぎりしめ
いろんな時間を つみかさね
きみの「あした」へ 向かって出発!
きみはだれ? ときかれたら
誇りをもって こたえよう
「こども」という日を生きています と
わかい「こども」の魂よ
歩幅は小さい道は遠い
わかい「こども」の魂よ
不安だらけの心よ
・・・・だけど・・・・
東西南北 上下左右 360度
歩き出せば それこそが
きみの輝く「第一歩」!
…………………………

数ヶ月の間、何度か練習でこの歌を耳にした。そして、つい先日「Nコン青森県大会」で子供たちの歌声を聞いた。コミカルに感じていたこの歌。「何かしら新しいことを始めるための第一歩」ということは私たちオトナにとっても、とても素晴らしいことなのだと教えてくれた。
自分自身、写真を始めたのは40代後半、ロードバイクを始めたのは50歳。そして子供たちと一緒に、歌を再び始めたのは昨年から。人間、いくつになってもビギナーを体験できる。子供たちの演奏から、あらためてそんなことを教わった。
そんな素晴らしい、子供たち25人の『出発』 ぜひお聴きになってみてください。
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