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2018-09-04

『オダギリくん』の結婚式 / 〜弘南鉄道に乗って〜


9月1日の土曜日。夕方5時5分弘前駅発、黒石行の「弘南鉄道」は満員の乗客で賑わっていた。

発車時刻の5分前に着いた自分は、最後の乗客だったらしい。少し急いだせいか、胸につけた青いカラータイマーの点滅が速くなった気がした。電車のドアの前には本日の主役の「オダギリくん」ご夫妻が私を迎え入れてくれた。

カッコいいケータくんとかわいいサキさん

そう、夕方5時5分弘前駅発の「弘南鉄道」は「小田桐敬太くんと早紀さん」の披露宴会場だった。お二人の門出を親しい仲間たちと一緒に電車に乗ってお祝いしよう!という、とても粋な企画。

ゆっくりと弘前駅を出発すると、写真仲間のU本さんの司会進行で宴は始まった。まずは美味しいシードルで乾杯。窓側の長いシートにそれぞれの席が決まっていて、中央にはこれまた長いテーブルと美味しそうな重箱。車内には手作りのテープの飾りや、お二人の小さい頃の写真などがディスプレイされていて、とてもほのぼのとした雰囲気。

私の両隣には、「オダギリくん」とともに写真仲間でもある皆さんがたくさん列席されていて、久しぶりに写真の話などで盛り上がった。車内は広くはないので、動き回ることはできない。でも途中で停まる駅で皆が降車して、そこでまたいろんな人たちと歓談する…それもまたいい感じだ。

平賀駅では全員が降りた。駅の外に人前式会場が用意されていた。この電車婚を企画されたF本神父さんが、お二人の結婚の誓いを求める言葉を述べる。お二人のアツい接吻で平賀駅前は大盛りあがり。ここで再び乾杯!

暮れかかる岩木山を見ながら、電車は黒石に向かって進む。車内の様子も何枚か写真に撮ろうとしたけど、さすがに「弘南鉄道」は揺れる〜〜〜!ピンボケ量産。

美味しい料理を食べながら歓談しているうちに、電車は黒石駅に到着。ここでは少し長めの停車。皆さんそれぞれに幸せのおすそ分けを頂きながら、その時間を楽しんだようだ。

それにしても、参列した方々の顔ぶれを見ても「オダギリくん」の顔の広さを伺い知ることができる。かだれ横丁で飲み屋「オダギリくん」を経営しているからというのもあるけれど、これはやはり彼独特のお人柄だと思う。よく「人柄の良さ」という言葉で形容されるが、彼の場合は、一般的に言う「人柄の良さ」とはまた少し違う気がする。

「人柄の良さ」といえば、おおらかで明るく誰にも優しい、というイメージがあるけれど、彼の場合は少し違うのだ。彼はとてもインテリでいろんなことに通じている。そして信念がしっかりしている。だからたまに他人に対して厳しいことも言う。しかもストレートにはっきり言う。少々風変わりな見た目の風貌もてつだい、若干変わり者と思われることもあるかもしれない。しかし、その真っ直ぐな想いは同じ男性から信頼感を得、若い女性陣からは優しいお兄さんと慕われる。

私自身は、かつて同じ土手町で働いていた仲間であるけれど、実際親しくなったのは一緒に写真展をやるようになってからだった。弘前を中心に多くの方が所属する「TPM」。その「TPM写真展」第1回、第2回と私がディレクションをさせていただいたのだが、その際現場の展示において全てを任せたのが「オダギリくん」だった。展示の高さや位置、そして作品の並びのバランスなど、すべてを安心して任せることができた。そして第3回からは、彼にディレクターとなって仕切っていただき、現在に至っている。

彼に任せることができたのは、もちろん感性が信頼できるという部分もあるのだけど、何よりも「頼まれたものは最後まできちんとやる」という責任感だ。おそらく、彼の周りにいる友達は皆、そのことをわかっているのだと思う。そして何よりも、一番そばにいる「早紀さん」がそれをわかっているのだろう。

お二人とも登山が共通の趣味らしい。きっとお二人なら多くの、そしていろんな山々を登り、越えていくことと思う。

弘前駅で降りる皆さんを凛々しい表情でお見送りする新郎

「オダギリくん&早紀さん」いつまでもお幸せに!

 

 


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