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2019-04-14

【 2018年 堀内カラーフォトコンテスト 】 『ファインアート賞』受賞


先日、ポストの中に、封筒が入っていた。以前にも見たことのある封筒だった。「株式会社堀内カラー」とある。

「あ、これは…」

ドキドキしながら封を開けると、中には「入賞」の通知が入っていた。

「おお!!」

しかし、どんな賞なのかは書かれていない。そういえば前回もそうだったか。「以前にも見たことのある…」と書いたのは、一昨年もこの【堀内カラーフォトコンテスト】に応募し、『ファインアート賞』に選出していただいた。

思い出してみると、そのときもまず「入賞」のお知らせがあり、確認のためのデータを返送し、その後に詳しい賞の通知が届いたのだった。私は早速データを返送した。はたして今回はどんな賞なのだろう。

数日後、再びお知らせが届いた。そして再びドキドキしながら封を開ける。「貴作品の賞が確定しましたので、ご通知申し上げます。賞名:ファインアート賞」…なんと!一昨年と同じ賞であった。(➡︎ 堀内カラーフォトコンテスト入賞作品一覧

【堀内カラーフォトコンテスト】は、金賞が1名、銀賞、銅賞が各2名、そしてファインアート賞が、自由部門とネイチャー部門から各1名の選出。その他に、日本カメラ賞、フォトコン賞、風景写真賞が各1名、他入選が数点となっていた。

全国2500点以上の応募作品の中から、ベスト10に選出していただき、そしてなんと2016年に続き、2度目の…しかも同じ『ファインアート賞』の受賞となった。

少し前のブログ「写真を撮る理由-番外編②」〜フォトコンテストの勧め〜 でこんなことを書いている。

「フォトコンテスト」に応募するための写真を撮りに行く、ということはないが、定期的に「フォトコンテスト」に応募するようにしている。それは、前に撮った写真を新たな目で見るという機会ができるからだ。3年前に撮った写真でも、今見るとまた別の見え方がするときもある。その写真を今現在の自分の考えに照らし合わせて、現像をし直すこともある。(中略)昔の撮った写真を少し別な角度から見つめなおす作業というのは、意味のあることだと思う。

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実は、今回入賞した写真は、以前【TPM(ツガルフォトミーティング)写真展】に出展した写真を新たにプリントし直したもの。この写真は、自身のツーリング写真の中でも気に入っている写真の一つだ。

撮影場所は、津軽半島北部の十三湖のあたり。権現崎方面に向かう途中にある飼料小屋だ。特別美しい風景ではないのだが、思わず立ち止まったことを憶えている。おそらく、飼料小屋の前にボートがあったことに違和感を覚えたからかもしれない。

写真展には4点出展したが、そのときのテーマが「違和感」だった。この作品のタイトルは「ensemble」としていたと思う。飼料小屋とボート、そしてロードバイク。その「違和感」が不協和音を奏でる「ensemble」に思えたのだ。純粋なドミソの和音よりも、ドミソシレと音がぶつかり合う方が美しい。

そんな変な理屈をつけて出展したが、今回は素直に「touring」というタイトルで応募した。現像も一からやり直し、プリントも写真の内容に合うものを選んだ。

自分の気に入っている写真というのは、どういうわけか自分の中で古くなることがなく、むしろ良くなっていくことがある。いろいろ知識も蓄えるとわざとらしい写真が多くなったりするせいか、写真を始めた頃の作品はどこかに純粋なものを感じるのかもしれない。

今回の作品も、飼料小屋の前にわざとバイクを置いたのではなく、70kmほどを走ってきて、ふと出会った光景を目の前にしたとき、「ここまで自分の脚で走ってきたぞ」という、チャリダーには良くある記念写真なのだ。

しかし、その「ここまで自分の脚で走ってきたぞ」というリアリティが、この「違和感」をウソくさくない写真にさせているのだろうか。などと、完全に自分の勝手な思い込みであるが、思い込みも写真を撮る上では大切な要素だと思っている。

「touring」

それにしても、こんな写真を「ファインアート」と思い込み、「ファインアート部門」に応募するのも如何なものかと思うのだが、世の中にはこんな写真を「ファインアート賞」に選んでくださる稀有な方もいらっしゃるのだ。

世の中何が起こるかわからない。


*追記:2016年に入賞したときに、「銀賞」を受賞されたFBフレンドの村岡宏樹さん(福岡在住)が、今回は「銅賞」を受賞されていました。サスガです!
村岡さん、おめでとうございます!

 


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