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2019-12-08

KILHCOMAN と 京焼き と 腹痛


 

夜も明けぬ3時。腹痛で目を覚ました。

何か変なものでも食っただろうか。用を足すがどうにもさっぱりしない。

布団に戻るが、ほんのり薄暗くなった6時頃、再び腹痛で目を覚ます。そして再びトイレに篭るが、随分と酷い下痢をしていた。

 

日曜日だったが、娘の部活があった。

7時半に娘を起こし、朝御飯を食べさせ、部活へ行かせる。私は、再び布団に入り腹をさすりながら寝た。

 

仕事は休みだった。

部活に娘を迎えに行き、昼飯を食べた後に髪を切りに行った。娘も私も切った。二人とも短めに切った。

帰宅すると、私は再々度布団に入った。猫のティティと一緒に2時間ほど寝た。ここ数年、これほど寝たことはないように思う。

 

18時半に起きると、娘はiPadをやっていた。

一応、iPadの隣に宿題を広げていたが、やったのは線を一本引いていただけだった。

「腹減ってるか?」と訊くと「めちゃ減ってる」と言う。

冷蔵庫に残っていた焼き鮭を使って「鮭チャーハン」を作った。かなり適当に作ったが、娘は「美味しい美味しい」と言って、全部平らげてしまった。

食欲はなかったが、少し残っていた鮭チャーハンを食べた。お、なかなか美味いな。

 

テーブルの上に美味しそうなウィスキーがある。

「KILHCOMAN(キルホーマン)」という、スコットランドのウィスキーだが、スコッチというよりは、いわゆる「Islay(アイラ)」である。

アイラ島としては124年ぶりにできた蒸留所で造られている新しいウィスキー。小規模な立地かつ生産量も少なく、麦を作るところからボトリングまですべてをアイラ島で行っている価値のある「Islay」だそうだ。

「Islay」といえば、「BOWMORE(ボウモア)」や「LAPHROAIG(ラフロイグ)」、少々高めの「LAGAVULIN(ラガヴーリン)」などが有名だ。

いずれも、スモーキーな味と香りが特徴だが、この「KILHCOMAN(キルホーマン)」は、ほのかにスモーキーながらもすっきりしていて飲みやすい。ボトルとパッケージのデザインもおしゃれだ。

 

 

二日前に、家族から誕生日祝いでいただいた。

先日、京都に行ったときに、お土産で買ってきた古い「京焼き」の酒器に、この「Islay」を注いで飲もうと思ったが、どうにも腹の具合がよろしくない。

仕方がないので、レモンサワーをちびちび。

腹が痛いのなら、飲まなければいいだけの話だが。

 

嫁さんは家人とともに盛岡の病院へ行っている。お疲れ様。

おしゃれなウィスキーと古い酒器を目の前にして、レモンサワーをちびちび。

娘は隣の机でiPadをピコピコ。

そんな、57歳の誕生日。

 

 


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