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2020-05-17

運・不運


 

この1〜2週間、不運なことや辛いことが続いている。

あれもこれもと数えてみると、五つほどの出来事が重なっていた。「ツイていないときは、不運なことが立て続けに起こる」というのは、よく耳にすることだ。

春先から続く「コロナ禍」により、数ヶ月の間どんよりとした空気が街の中にも、そして自分の心の中にも漂っている。それも一因だろう。

何か良くないことが起こった時に、いつも以上に凹むのは、日々のテンションが低空飛行を続けているからに違いない。

 

そうした良くないことが重なって起きたときは、何から手をつけて良いかわからなくなる。

仕事でも然り。やるべきことが一度に重なると頭が混乱してパニックを起こす。そんなときは「やることリスト」を紙に書き出す。これは自身でも良くやる作業だ。同様のことをしている人も多いだろう。

いざ書き出してみると、そのひとつひとつが大変なものではないことに気づく。優先順位を決め、順に片付けていくと一日で仕事が片付いたりすることもしょっちゅうだ。

 

ここ数日で重なった不運や辛いことを書き出してみる。やはり五つあった。

やるべき仕事は、地道に順に片付けていくとなんとか終わらせることができるが、不運なことや辛いことは、すぐに片付くというものでもないし、気持ち的に後を引くものもあったりする。

 

それでもやはり紙に書き出してみると、そのひとつひとつが、とてつもなく「不運」なことでもなければ、「辛い」出来事でもなかったことがわかる。

例えば、五つのうちの二つは自分の不注意によるものだ。しかもそのひとつは、交通違反(汗)…一時停止したつもりが、ちゃんとしていなかったらしい。

(昼飯食べに外出しただけなのに、ツイてねえなあ〜)なんて思ったけど、自分の不注意以外の何ものでもない。7000円の反則金を支払った。

 

嫁さんが長年乗っていたFIATが天に召された。いや、まだ入院レベルだったのだけど、「だましだまし乗るにはちょいとシンドいだろう」と車屋に言われた。ベンツやBMWと比べ、修理が大変らしいのだ。

経済的なことも考えて、国産の中古を探すことになった。それでもそれなりにお金はかかる。

でもよくよく考えてみたら、ずっと同じ車を10年以上も乗ってくれたのだ。事故を起こすこともなく、この長い年月を大事に乗ってくれた。

 

昨年冬から今年の春先にかけては、例年に比べ雪が少なかった。当然、雪かきをする機会も少なかった。車庫にスタンバイしていた除雪機の出番もなかった。

一度だけドカ雪があった。あの3日間降り続いたときだ。3日間での降雪量は80cm。人力での雪かきは不可能に近かった。

ここぞとばかりに、除雪機の出番。キーを差し込み、勢いよく回したがエンジンはかからなかった。

先日、除雪機を購入したバイク屋に行って整備をお願いした。そのまま冬まで保管してもらうことにした。「整備と保管で12000円から」と言われた。

 

紙に書き出してみると、何ひとつ、不運なことも辛い出来事もなかった。

自分の不注意で起きたこと。長年乗った車が事故なく卒業できたこと。次の来たる冬に備え除雪の準備ができたこと。

他の二つも似たようなものだった。ただ、どれも少しばかりお金がかかるということだった。つまりは、お金がかかることが続いたということだ。何てことはない。

生活をしていればお金はかかる。必要なことには、お金をかけなければならない。ウチに引きこもって、財布の紐を固くギチッと縛っているだけでは、お金の価値はないのだ。

 

何の話をしているのだろう。書いているうちに忘れた。

「今現在のコロナ禍というピンチをチャンスに変えよう!」と、ネット上で何かスローガンめいたものを目にする。

「自分が不運な目に遭ったときは神が与えた試練と考えよう。そこから新しい未来が始まるから」と、誰かの言葉がラーメン屋のカレンダーに書かれている。

「運がない」とか「辛い」と思ったことを、ポジティブな方向に持っていくのは得意ではないし、無理矢理そうする必要もないと思っている。

もちろん悲観するのはよくないが、無理に楽観する必要もない。なるべく、そのものをそのまま受け入れる。そして、すべきことをし、これから先をどうするか考えて準備をする。

なんとなく無味乾燥な考え方だが、そうやって冷静を保とうと思っても、結局出っ張ったり凹んだりするのが日常であって、人生はその連続となる。

 

 

 

でも考えてみれば、

楽しくて嬉しいことがあったときも、辛くて悲しいことがあったときも、その日の夜は酒を飲んでいた。

結局、そんな人間だった。お酒には感謝しなければならない。

 

なんの話をしていたのだっけ。完全に忘れている。

 

 


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