ツール・ド・ツガル / 『 2022 初ライド 』
ここ2〜3日は、春が近いことを感じさせる気温。そして青い空。
3ヶ月ぶりに、ロードバイクを物置から引っ張り出した。
タイヤに空気を入れようとしたが、後ろのタイヤがペチャンコになっていた。パンクしているらしい。
修理の依頼をしに、近所のタケウチサイクルへ。タイヤそのものもすり減っていたので、タイヤもチューブも丸ごと交換してもらうことにした。
修理をお願いしている間、店内にあるロードやMTBを物色。買うわけじゃない。
現在は、ロードといえばカーボンを使用した、いかにも速そうなフォルムのバイクが主流だ。でも、自分はクラシックなフォルムを持つクロモリのロードが好み。
メーカーでいえば、Cinelli (チネリ)、 COLNAGO(コルナゴ)、CASATI(カザーティー)あたり。ずっと前から欲しいと思いつつ、未だに買えていない。けっこう高いし。
クロモリのロードバイクは、昔はごく普通だったけど、現在ではあまり一般的ではなく、どちらかといえばマニアが好むニッチな商品らしい。だから高いのだ。
新品でなくてもいい。
いつかカッコいいホリゾンタル(水平線)フォルムのヴィンテージクロモリを手に入れたいな。
早朝は、かなりの冷え込みで路面の凍結が予想されたので、気昼過ぎに出発することにした。
朝、娘を学校に送り出したときは、青い空にくっきりと岩木山が姿を見せていた。
しかし、気温の上がった(といっても6℃くらい)昼過ぎになると、山麓から湧き上がったであろう蒸気が、頂の上に雲を作っていた。
路面は概ねドライで走りやすい。
路肩には1m〜2mほどの雪壁はあるけれど、今年の弘前は、街のあちこちに高い雪壁があるので、たいして驚きはない。
百沢バイパスを上りきると、腿はパンパンになっていた。
ここ3ヶ月は雪かき以外に大した運動もしていなかった。雪かきによるカロリー消費を、はるかに超えるカロリーを蓄えていた冬の日々。
まんまるくなった自分の身体が、雄弁にそれを物語っている。
岩木山神社に着いた。
雪はまあまああるけれど、思ったほどでもない。
ロードを立て掛け、大鳥居の向こうに手を併せて、今年一年の安全を祈願する。とりあえずは、骨折しないように…
安堵館で下半身を安堵させてこよう。
安堵した後は、ブルッと震えがくる。
さて、帰ったら熱い風呂にザブンと浸かって、プシュッとやろう。
ブルルッ。
ちびったかも。
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