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2022-03-10

ツール・ド・ツガル / 『 2022 初ライド 』


 

ここ2〜3日は、春が近いことを感じさせる気温。そして青い空。

3ヶ月ぶりに、ロードバイクを物置から引っ張り出した。

タイヤに空気を入れようとしたが、後ろのタイヤがペチャンコになっていた。パンクしているらしい。

修理の依頼をしに、近所のタケウチサイクルへ。タイヤそのものもすり減っていたので、タイヤもチューブも丸ごと交換してもらうことにした。

 

修理をお願いしている間、店内にあるロードやMTBを物色。買うわけじゃない。

現在は、ロードといえばカーボンを使用した、いかにも速そうなフォルムのバイクが主流だ。でも、自分はクラシックなフォルムを持つクロモリのロードが好み。

メーカーでいえば、Cinelli (チネリ)、 COLNAGO(コルナゴ)、CASATI(カザーティー)あたり。ずっと前から欲しいと思いつつ、未だに買えていない。けっこう高いし。

クロモリのロードバイクは、昔はごく普通だったけど、現在ではあまり一般的ではなく、どちらかといえばマニアが好むニッチな商品らしい。だから高いのだ。

 

新品でなくてもいい。

いつかカッコいいホリゾンタル(水平線)フォルムのヴィンテージクロモリを手に入れたいな。

 

雪壁の遠近法

 

 

早朝は、かなりの冷え込みで路面の凍結が予想されたので、気昼過ぎに出発することにした。

朝、娘を学校に送り出したときは、青い空にくっきりと岩木山が姿を見せていた。

しかし、気温の上がった(といっても6℃くらい)昼過ぎになると、山麓から湧き上がったであろう蒸気が、頂の上に雲を作っていた。

 

路面は概ねドライで走りやすい。

路肩には1m〜2mほどの雪壁はあるけれど、今年の弘前は、街のあちこちに高い雪壁があるので、たいして驚きはない。

 

上りきると頂が少しだけ顔を出す

 

百沢バイパスを上りきると、腿はパンパンになっていた。

ここ3ヶ月は雪かき以外に大した運動もしていなかった。雪かきによるカロリー消費を、はるかに超えるカロリーを蓄えていた冬の日々。

まんまるくなった自分の身体が、雄弁にそれを物語っている。

 

 

 

岩木山神社に着いた。

雪はまあまああるけれど、思ったほどでもない。

ロードを立て掛け、大鳥居の向こうに手を併せて、今年一年の安全を祈願する。とりあえずは、骨折しないように…

 

安堵館で下半身を安堵させてこよう。

 

 

 

安堵した後は、ブルッと震えがくる。

さて、帰ったら熱い風呂にザブンと浸かって、プシュッとやろう。

 

ブルルッ。

ちびったかも。

 

 

 

 


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