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2017-08-23

ボタンダウンシャツ / buttondown shirt


自分の好きなアイテムの一つに「ボタンダウンシャツ」がある。

シャツは全般に好きなのだが、中でも「ボタンダウンシャツ」が好きだ。無地だったり、チェックやストライプだったり。デニム生地も好きだし、オモシロいプリントがあればそれも好きだ。

最初に買った「ボタンダウン」は何だったろう。ネイビーブレザーの中に着るための、ブルーのオックスフォードだった気がする。

当時、復活した「VAN」のものだったと思う。今から36〜7年前の話だから、記憶も曖昧だ。

高校生当時は、「VAN」をはじめとした「IVYスタイル」が全盛だった。予備校で仙台に行った私は、単なる「IVYスタイル」を抜け出して、アメリカやフランスなどのインポート物が好きになっていった。

当時、仙台にあった「ギャップ&プロッグ」は自分にとって天国のようなショップだった。

大学に進学した頃、世のファッションはヨーロッパカジュアルに傾倒し始めていた。シャツはボタンダウンよりは、アメリカのワークウェアをモチーフにしたデニムシャツやダンガリーが主流。アイテムもシャツよりはニットやトレーナーの人気が高まっていた気がする。

でもファッションとは繰り返すものだ。

80年台後半から90年台にかけて、再びアメリカファッションのブームが来る。

いわゆる「渋カジ」 バイカーなどハードなスタイルが多かったので、「バンソン」のライダースや「アビレックス」のB−3などが流行った。

ジーンズはベルボトムで、足元はエンジニアブーツ。自分はあまりそういうスタイルはしなかった。どう見てもバイカースタイルが似合うとは思えなかったし。

それにそういうスタイルをしていたのは主に大学生で、30歳を超えた自分にとっては、「アルマーニ」や「エミスフェール」の方がいいと思っていた。

ただ、不思議なのが、そういったバイカーなどの「渋カジ」スタイルの連中にやたらと「紺ブレ」が人気だったこと。ブランドは「ラルフローレン」

そこでまた「ボタンダウンシャツ」に火がついた。「ラルフローレン」と「ブルックスブラザーズ」が人気だったと思う。

自分は、ラルフのマークがあんまり得意じゃなかったので、ブルックスを買った。無地を色違いで3色とか。マルチストライプも買ったな。

近年、「ThomBrowne/トムブラウン」の影響もあり、アメリカントラッドがモード界でトレンドになった時期があったが、その時にチャンス!とばかりに昔のブルックスのシャツをクローゼットから引っ張り出してみた。

あまりのビッグシルエットに唖然として、再びクローゼットへ笑

ファッショントレンドとともに、いろんなスタイルが繰り返し流行るけれども、やはりその都度シルエットだったりフォルムだったり変わるもので。

でも、このアメリカントラッドの流行によって、ここ5〜6年は大好きなボタンダウンシャツがたくさん店にも並んだ。

かつては「ボタンダウンシャツ」といえば御三家があり「BROOKS BROTHERS/ブルックスブラザーズ」「IKE BEHAR/アイクベーハー」「Gitman Brothers/ギットマンブラザーズ」の3ブランド。

ギットマンは昔から好きだったが、近年「GITMAN VINTAGE/ギットマンヴィンテージ」の名で復活し、ステキなシャツを毎シーズン出してくれた。

他にも「INDIVIDUALIZED SHIRTS/インディビジュアライズドシャツ」や「Band Of Outsiders/バンドオブアウトサイダーズ」などクラシックながらもトレンドを体現するブランドを店頭でも扱い、再び自分のクローゼットにも「ボタンダウンシャツ」が並び始めた。

だいぶアメトラブームも落ち着いたが、50を過ぎた自分にとっては、トレンドや流行は関係なく、最も好きなアイテムの一つとして、今もクローゼットに並んでいる。

ジャケットの中に着るというよりは、一枚でラフに着ることの方が多く、アウター代わりにもつい着てしまう。

ディーライトの店頭にも、少しずつ秋物が入荷中。もちろん、僕の好きな「ボタンダウンシャツ」も。

 

「The Stylist Japan」
「THE NORTH FACE PURPLE LABEL」
「BAMBOO SHOOTS」

 

はやく着たい「ボタンダウンシャツ」

個人的には秋のスタイリングが一番好きだ。いろんなアウターもあるし、スタイルも楽しめるし。

おっと、シャツだけじゃなくスニーカーも入荷しています。

 
 

 

ちょっとマニアックなコンバースなどなど。

そして他にも、もろもろと。また紹介いたしますので、お楽しみに!

 

 


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