NEW BALANCE / ニューバランスのスニーカー
店の近所にある電気屋さんから、「ねぷた祭り」の太鼓とお囃子が聴こえる。
ビデオに撮った祭りの様子を流しているのだ。祭りが終わったあとに、毎年これが流れる。これがまた、いっそう夏の終わりを感じてしまうのである。
そして街は、お盆モードに入る。お店にも帰省した若者が久しぶりに顔を出す。
私が20代だった頃だと、高校生だった子が東京に大学や専門学校に進んで、お盆に帰省するとなぜか標準語になってた子がいたものだ。最近は、こちらにいるときからすでに言葉がキレイなので、そういうことは少なくなった気がする。
というわけで、夏のセールも落ち着いて、少しだけど秋物が並び始めました。その中にちょっとオモシロい商品が入荷です。
「NEW BALANCE 1978 / ニューバランス1978」というモデル。今までの「NEW BALANCE」のスニーカーとはちょっと趣が違いますね。
「NEW BALANCE」といえば、「1300」「996」「576」に代表されるクラシックなモデルと、
「990」「991」「993」などの中テク(クラシックなモデルとハイテクモデルの中間)が有名です。
この「1978」はハイテクの部類に入るとは思うのですが、一枚革のネイティブな感じが、逆にローテク感も醸し出す不思議なモデルです。ソールは「NIKE」の「フリー」を思わせるフォルムをしていて、履きやすそう。
ぱっと見も、通常のモデルなら目立つ「N」のマークも、パンチング仕様になっていてあまり目立ちません。
そしてちょっと驚きなのが、このモデル「Made in USA」なのです!
スニーカーに興味のない方は、全く驚かないと思うのですが(笑)、これまで「NEW BALANCE」のUSA製といえば、上で述べたようなモデルに限定されていました。
「1978」のような、ちょっとトレイルっぽい軽めのモデルは、アジア生産が多かったのです。それだけに、自分的にもこれは注目のモデルです。
でもここで薀蓄(ウンチク)を語るつもりはないので、詳しくはDLCのブログをどうぞ!(DeeLIGHT CALTRAINのブログ)
私の下駄箱にはスニーカーが溢れています。その多くは「CONVERSE」「adidas」そして「NEW BALANCE」です。
「CONVERSE」は、かつてコレクター(笑)だったので、かなりの数があったのですが、だいぶ処分しました。(ブログ第1回「CONVERSE ALL STAR」参照)
「adidas」も「スタンスミス」や「CAMPUS」を始め、ローテクモデルが何足かあり。最近は「adidas」のハイテクモデルが人気ですが、自分で持ってるのは昔のハイテクモデル「マイクロペーサー」くらい。「NIKE」や「VANS」も勿論、何足かは鎮座しています。
でも思い返してみると、最も履いた回数の多いのは「NEW BALANCE」のような気がします。
自分は足のカタチが悪く、扁平型で幅広です。なので、細みのシューズはどうしても疲れてしまう。立ち仕事だし。その点、「NEW BALANCE」は履き心地が良く、足腰への負担も少ないのです。
またスタイリング的にも秀逸。自分は昔から軍パン(6ポケットのミリタリーパンツ)をよく履くのですが、これとの相性もバッチリ。最近トレンドのスポーティなパンツとも合います。
また、ラルフローレン的な着こなしの、ネイビージャケットにBDシャツって着こなしにも勿論イケちゃいます。そんなもんで、ついつい履いちゃうのが、「NEW BALANCE」
かつてスニーカーの最高峰と謳われた「1300」モデルは「百恵の唇」と喩えられたほど。
これから秋になり、レザーを身に纏ったりすると、その時はブーツだったり「adidas」のスニーカーだったりするのだけど、
マウンテンパーカなど、リラックスなアウトドアウェアを羽織ったときには、またついつい「百恵の唇」に頼ってしまうそうです。
ズックじゃなくてスニーカー
と意識が変わったのは、中二の夏。
アシックスタイガーがきっかけだったと思う。
と言ってもランニングシューズというカテゴリだと思ったが、何かワンランク上の設計を感じた。しかも陸上専用シューズを普段履きにしてもいいんだー! という意識改革。あの年齢であの思考の変化新鮮だったな。
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