ダウンジャケット / CANADA GOOSE(カナダグース) THE NORTH FACE(ザノースフェイス) NANGA(ナンガ)
突然ですが、「ダウンジャケット」って好きなんです。
あのモコモコしたビジュアル。
どちらかといえば、昔からあるアウトドアっぽいクラシカルなデザインが好みかも。

さて、10月に入り、朝晩はだいぶ寒くなってきました。
寒くなってくると、やはり秋冬物のアウターが気になります。
ここ数シーズンは、アウトドアベースのアウターが人気です。
暖かいし、軽いし。
僕らが学生の頃は、冬のアウターといえばウールのコートやジャケットの方が主流でした。
ウールのアウターといえば、やはりダッフルコートとPコートです。
秋も深まり、ネイビーのダッフルを羽織って、スクールマフラーなんかを巻いちゃうと、テンションも上がるというものです。
ダッフルコートといえば、英国の「グローバーオール」が有名ですが、他にも「インバーティア」や「グレンフェル」など、素材に拘った高級ダッフルもありますね。
自分は、「インバーティア」のダッフルを持ってましたが、けっこう昔のモデルなのでシルエットがゆったりしすぎてて、親戚にあげちゃいました。
最近のトレンドがまたビッグシルエットになってきてますから….ちょっと後悔(笑)
Pコートといえば、やはりUSA製の「ショット」が人気でした。
私が、店に勤め始めた頃は、「渋カジ」の影響もあり、この「ショット」のPコートが爆発的な人気で、Pコートをびっしり陳列していた什器のハンガーがたわむほどでした。
ウールのアウターの他に人気があったのは、ミリタリーアイテムです。
その中でも人気といえば、やはり「MA-1」と「N-3B」
「アルファ」の「MA-1」がダントツ人気でしたが、日本のメーカーが昔のモデルに忠実な復刻レプリカを制作し出してからは、高級レプリカも人気を博しました。
こうしてみると、昨今人気のアウトドアブランドのものは、一昔前は少なかったようです。
私が高校生の頃は、IVYスタイルが流行ったので、ウールのアウターの他に「シェラデザイン」のマウンテンパーカなんかも人気でしたが、当時のアウトドアものって少し野暮ったく、洋服マニアではない人には敬遠されたアイテムだったかもしれません。
とくに、ダウンジャケットというアイテムはお店にもほとんどありませんでした。
昔は、ダウンアイテムはスキーウェアとして着られることが多く、街着としてデザインされているものは少なかったようです。
そんなダウンアイテムが一躍注目されはじめたのが、「MONCLER(モンクレール)」の登場です。
「MONCLER」自体は、フランスのスキーウェアとして人気のあるブランドだったのですが、パリのセレクトショップがファッションアイテムとして「MONCLER」のダウンジャケットを扱い始めたのがきっかけとなり、ブームに火がつきました。
「MONCLER」の黒のダウンジャケットに細身のパンツを合わせるヨーロッパのスタイルは、当時憧れたものです。
その後、トレンドは再びウールのアウターにシフトしたり、レザーウェアが流行ったりと、ファッションサイクルはぐるぐると回りますが、10年ほど前に再び「MONCLER」のブームが来ました。
それを期に、ダウンジャケットが秋冬のメインのアウターとして定着します。
少々野暮ったいデザインをしていたアメリカのアウトドアブランドも、次々とファッションをターゲットにしたダウンウェアを打ち出し始めました。
ここ数年で、最も人気が高いのが「CANADA GOOSE(カナダグース)」です。

アウトドアブランドの多くが、中国などのアジア生産が多い中、「CANADA GOOSE」はメイドインカナダを守り続けています。
またファッションとして人気が出てしまうと、妙にモードなデザインに変化してしまうことも多いのですが、「CANADA GOOSE」はシルエットこそ日本人向けにタイトにグレーディングしつつも、本来のヘビーデューティな要素をしっかりと継承しています。
元々、南極探検隊などがオフィシャルとして採用していただけに、その質実剛健さは折り紙つきだし、カナダ本社もそこのところは自分たちのアイデンティティとして守り続けているのだと思います。
ただ、人気はあるというものの、生産背景を急速に拡大しているわけではないので、入荷数も少ないのが現実。
DeeLIGHTでも毎月数着のペースでの入荷となっています。
10月の分も、そろそろ入荷の予定。
そして、DeeLIGHTで定番的に支持されているダウンジャケットといえば、やはりこちら「THE NORTH FACE(ノースフェイス)」
中でも「パープルレーベル」のショートダウンジャケットは毎シーズン人気です。
今シーズンは、最近のトレンドを踏まえ、少し余裕のあるサイズ感になりました。
デザイン、素材、作りなどを見ても、コストパフォーマンスの高い一着。

今年は、少しビンテージなかんじのする「ブルー」が登場。
このカラーも注目ですね。
そしてラストはDeeLIGHTに入荷したての新顔。
ジャパニーズブランドの「NANGA(ナンガ)」

デザインもアウトドアというよりは、シンプルなミリタリーウェアという面持ち。
カジュアルにもモードにも合いそう。
フードがでかくて、襟元も大きく立ち上がっているので、防寒としてもバッチリです。
シェルの素材もリップストップナイロンを使用し、かなり丈夫。
ダウンジャケットにありがちな、デリケートな素材とは違い、ガンガン着れそうです。
コスパもよく、モコモコしすぎないので、長い期間着れそうなダウンジャケットです。
と、まあ老舗から最新のブランドまで、勢揃いの「ダウンジャケット」。
今年も欲しいのはヤマヤマなのですが、お店で着て仕事できないのが難点です…
だから、僕のあきらめがつくよう、早く買っちゃってください。(笑)
「DeeLIGHT CALTRAIN ブログ」もよろしく!
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