2020年は どんな写真を撮ろうか考えてみる
2020年になり、数日が経つ。
新しい年が明け時間が経つと、なぜか写真について考える。
初売りもひと段落し、娘の部活動もひと段落し、ロードバイクによる温泉巡りもひと段落するからだろうか。(ロードに関しては、屋内でローラーを回すこともできるが、これがなかなかできない自分)
そういえば、2019年の1月から2月にかけても写真について、何回にも渡り長々と書いていた。(「写真を撮る理由 ①」〜 「写真を撮る理由 ⑧」)
「何のために写真を撮るのだろうか」「どんな写真を撮りたいのだろうか」
今年は驚くくらい雪が少ないが、それでもやはり春夏秋に比べれば遠方に車を走らせることは少ない。こうしてPCを眺め、過去の写真に辿りつくうちにそんな小難しいことを考え始めてしまう。
新しい年を迎えても、自分が撮ろうと思っている写真の『主題』は変わらない。それは「日常の中に潜むドキュメンタリーを撮る」ということだ。これは変わらない。
簡単に言えば、身近にありながらふと面白いと感じた光景。家の中でゴロゴロしている娘や猫。いつも歩く街の通りにある不思議な建物。
こうした日常の中にある身近なモノたちも、少しだけ意識して視座を変えてみると、面白いモノに見えてくることがある。
しかし、いつも身の回りを意識するのでは、疲れてしまう。だから「不意に現れた光景」を目にした瞬間、それを「躊躇わずに撮る」ことが大切だ。
ただ、「不意に現れる光景」を待つだけではなく、「わざわざその場所に出向き、その場所にあるものに対峙して撮る」ことも、写真を撮ることの醍醐味のひとつだ。
「絶景」「花」「鳥」そして「お祭り」「鉄道」などは、その代表格だが、そういう被写体を撮るときでも、「こう撮らねばならぬ」という先入観は持たないようにしたい。
などと偉そうなことを書いてるけど、「躊躇わずに撮る」ことも「先入観を持たずに撮る」ことも、どっちもできていなんだけど。
だから、2020年もそんなことを目標にして、日常に潜むドキュメンタリーを撮ってみたいと思います。
で、家の中に出現したドキュメンタリーを撮った一枚が、今月のGANREFの「Featured Photos」に選出された!これは新年早々の縁起がいいかも^^

先住猫のポポよりも、はるかに身体がデカくなったティティ。喧嘩は日常茶飯事だが、このときは窓辺で休戦中の二匹が仲良くシンクロしていた。
「Featured Photos」に選出されている他の作品を見ると、美しい風景写真や麗しいポートレートがずらり。
やっぱり自分の写真は(地味だなあ〜)と再確認しました。しかもカーテンぶっちゃけてるし。これも彼らの仕業ではあるのだが…(笑)
と、こんな感じで今年もシビアに真剣に、楽しみながら撮っていくのだ。
* GANREF公式サイト ⇨ 「Featured Photos」
お目出とう御座います