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2021-02-10

「 金木街景 〜壱 」


 

先日、吹雪の休日。北へ車を走らせた。

毎年、この時期になると、決まって北に(主に、三厩や小泊下前の漁港である)向かって走り、写真を撮っていた。

この日はかなりの吹雪だったので、三厩まで行くのは無理に思えたが、とりあえず北へ向けて走った。

 

五所川原を過ぎると、吹雪は猛吹雪となった。ときおりホワイトアウト。そういえば、つい最近も福井や宮城の高速道路で、多くの車による立ち往生や多重事故が発生していた。

スピードを落とすのも、ヘタに止まると後ろから追突されるのでは…という不安がよぎる。 (こりゃ、小泊どころか十三湖も無理だな…金木で折り返して帰ろう)

 

斜陽館の向かいにある駐車場に車を停めた。

斜陽館や芦野公園を訪れたことはあるが、金木の街中を歩いたことはなかった。愛機のX100Fを首からぶら下げて車から出ると、外はまだ吹雪いていた。

 

コロナの影響だろうか。斜陽館前の通りを歩く人の姿はほとんどない。目の前の観光物産館も休館中。

土地勘はまるでなかったが、斜陽館を中心に、気の向くまま歩いてみる。

吹雪いていた金木の街は、カラーで撮ってもモノクロのような風景だったが、あえてモノクロだけで撮る。

 

観光物産館にて

 

斜陽館

 

斜陽館のレンガ壁

 

 

斜陽館前の通りから、西に仁太坊通りへ入る。

道の向こうに「金木温泉」という看板が見えた。車に風呂道具を積んでいたので、温泉に浸かろうかと思ったが、どうやら営業はしていないらしい。

 

温泉の裏通り

 

温泉の裏通り

 

趣のある昭和の建物意匠

 

温泉の角を曲がると、商店街らしき通りに出た。が、ほとんどの店がシャッターを下ろしている。

通りを歩く人は誰もいない。たまに人影が見えると、それは、ほとんどが雪かきをする人のシルエットだった。

 

なにか、小さい頃の風景を思い出す。

太宰が生まれ育った街を、ちょっくら歩いてみよう。

(「金木街景 〜弐」へ続く)

 

 

 

 

 

 


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